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zoom RSS 米中の狭間でおろおろするな!

<<   作成日時 : 2010/04/01 23:41   >>

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 実は最近スランプというか、自分自身の記事に関しアイデアを喪失しているので、書くべきことが見つかっていないのですが、他人様の記事で、非常に優れた記事を発見したので、今回はこれをご紹介するだけにとどめたい。

1.中国の脅威にどう対処すべきか?
 最近我々日本国民の脳裏には、中国経済の高度成長とこれに正比例している軍拡ぶりから、隣国からの脅威に対し日本国はどう対応すべきか、という課題がしばしばよぎっていると思う。この点に関して、小生が以前にも推奨した河東氏のサイト「Japan - World Trends」で、極めて正しい判断を提示しているので、読者の皆様にも是非お読みいただきたいと思い、ご紹介します。

 この記事の題名は、「米中の狭間でおろおろしないために」と言う(http://www.japan-world-trends.com/ja/cat-1/post_443.php)。
 現在の鳩山政権の普天間基地に関する迷走ぶりは、まさに河東氏がこの記事で提唱している、我が国が取るべき路線を危うくする要素をふんだんに含んでおり、早急に是正されるべきだし、民主党閣僚達にもこのサイトの記事をきちんと読んで、反省していただきたいものである。

2.軍事技術の格差は、そう簡単には埋められない
 なお、多くの日本人はせっかちであって、すぐにでも西太平洋における米国第7艦隊の勢力が、中国海軍の軍拡によって脅かされるように勘違いしているが、ことはそれほどすぐには変わらない。中国軍が導入しようとしている空母などを米軍の本格的な原子力空母と比べてみれば、また艦載機の性能なども考えてみれば、中国海軍が米海軍並みに空母機動艦隊を整備しうるのは、後何十年後であろうか?最低20年、或いは30年は必要だと小生のような素人でも想像しうる。要するに軍事力の逆転は、そう簡単には起きないし、軍事的優位が覆らない限り、ドルの地位も、まだまだ中国の元によって脅かされることもない、と小生は考える。
 安易に、国策を中国傾斜などに、切り替えるわけには、絶対に行かないのだ!!この点に関し、日本人はより慎重に、かつ賢明に国際情勢を、今後も観察していかねばならない。

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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
 紹介されたサイト、面白く拝読致しました。「中立という手もあるが、これは日本が米中双方からむしり取られるだけの結果に終わろう」「日本の安全を守るためにも、日米安保体制の堅持がもっともましな政策だろう」には同感です。日本に中立政策がやれる力があるとは思えません。

 最近私が危惧していることは、米中の軍事面よりも、内政面です。現政権のズレまくりや、隣国に完全に支配されているマスコミ。ネットでは女子フィギュアスケート放送で、マスコミ非難が盛り上がりました。日の丸や君が代をカットする日本のTVは、もはやシナのメディア以下となり下がりました。
mugi
2010/04/03 21:56
mugiさん、
 日本の進路に関しては、常識的ではあるけれど、河東氏の言うとおりで、対中叩頭外交などは絶対してはならないし、親米政策を揺るがせるようなことはしてはならないと言うこと。
 とはいえ、極東地区での競争は、今後も、韓国、中国の他、台湾を含めて、4カ国(4番目は日本)の競争が続くし、恐らくインドも徐々に強くなっている。これにインドネシア当たりが加わり、更に小粒でもシンガポールも、国家ぐるみの最先端技術への挑戦、投資をしているから、アジアにおけるトップを目指す競争は熾烈です。
 小生が最近書いた、日本の家電業界の地位を揺るがせた台湾+中国のEMS企業は、米国の先端企業の携帯関連技術とか、日本の薄型TVの下請けとか、ニンテンドーDSも製造しているという風に、恐ろしい存在に成長した。
                                                                                                                                 
室長
2010/04/03 23:48
(続)
更に最近2週間、週刊ポストには、大前研一氏による韓国企業の強さ(サムソン、LG、現代自動車、その他)の秘密に関する分析では、97年のアジア通貨危機に際し、IMF管理下に置かれた屈辱から、金大中政権下に、韓国は、グローバル化(具体的には、留学先を日本から米国に転換)、このアメリカに学ぶアメリカ化の進展で、韓国の経営陣は英語にも強くなった(高校、大学でも英語教育熱が凄く、韓国の大企業のエリート社員の英語力は、TOEIC920点以上という。サムスン電子社には、900点以下では入社すら難しいという。また韓国社会を徹底してIT化したそうだ。要するに、21世紀のビジネスマンに不可欠な要素である英語、IT、ファイナンス(財務)の内韓国では、先の2点では、97年以降、画期的というほど技量が向上し、日本の能力を凌駕したのだという。その上、従来から韓国の財閥は、意志決定、決断が、日本企業より数倍素早い体質だから、経営決断の遅い、かつ伝統的手法に固執する日本企業は、21世紀に入ってから、韓国企業にすっかり追い抜かれてしまったのだという。その上、元来現代建設社長だった李明博大統領は、国家として輸出企業の後押しをするから(原発ビジネスなど)、経済政策面での不手際が続く日本政府に比べ、経済の底上げ、前進に的確な手を打つという。
 中国ばかりか、韓国にも後れを取りつつあるのが、日本経済の現状で、これは恐ろしい。その原因の一つが、「ゆとり教育」という文部省の愚作と、若者の英語力不足というのでは、困る。やはり少し頑張らないと。
室長
2010/04/03 23:50
 私は件の大前研一氏の分析を未見なので論評は出来ませんが、大前氏のような人物を私は信用しておりません。あるブロガーさんが、コンサルタント業というのは「他人のふんどしで相撲を取る舌先三寸の職業」と一蹴したように、何処かの提灯持ちで食う職業だと思っています。大前氏も以前、彼のブログで中国企業の食の安全性を強調していた。その後に起きた毒餃子事件で、彼の分析の温さが分かるでしょう。
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/a/92/index3.html

 大前氏といえば、「平成維新の会」を立ち上げましたが、結局は解散した。所詮コンサルタント程度の人物であり、政治家としての器はなかったと思います。維新の会の創設以前、彼は民放「サンデー・プロジェクト」で、「百姓はオーストラリアにでも移住して、やればよい」と発言し、この発言以来、私は彼を信用しなくなりました。この類の人物は金をもらえば、対韓叩頭ルポを平気で書く輩だと思っています。情報戦を制するものは、国を制するので、私が日本のマスコミの惨状を憂いているのです。

 ネットではとかく大風呂敷を広げる韓国企業の実情を紹介されており、韓国財閥の問題を指摘するサイトもあります。私は経済学に無知なので、真相は不明ですが、とかく有能な人物が米国を中心に移民する現状は何を意味しているのでしょう?
 もちろん日本企業も安穏とはしておれず、危機感がなさ過ぎるのは否めませんが、実情以上に韓国を持ち上げる著名人が少なくないと思います。
mugi
2010/04/04 20:57
mugiさん、
 小生も以前、大前研一氏の週刊ポストに書く記事が、余り信用できなかった時期もありますが、最近は、同氏の経済動向先読み的記事を、かなり信用できると感じています(同氏も進歩した)。キンドルによる出版革命に関しても、1年以上前に既に世の中を変えると書いていました。
 韓国企業が家電製品の対世界市場シェアで、薄型テレビでは、サムソン、LGが1位、2位で、日本企業がPanasonic、日立なども含めて、遙かに後塵を拝しているなど、既に韓国企業優位は決定しています。これは最近の産経紙、朝日、日経紙などでもよく報じられている事実で、決して小生が韓国企業とか、台湾+中国のEMS企業を誉めあげて、ごまをすっているわけではないのです。小生は、何の利害関係もない年金生活者だから、またコンサルタントでもないし、誰かに有利な情報を流す必要性もない。
 世界の現状を、政治、経済両面に気配りしつつ、観察していくべきで、自分が気に入らない情報から目をそらすのは、情報収集専門家としては、一番良くないことです。賢明なmugiさんも、世界経済の動向にも少し目配りするか、小生を信用するか、どちらかにしていただかないと、見通しを誤ります。
 というか、既にこの韓国企業の大躍進(リーマンショック後に早々と経済回復を達成した)という現実は、ほぼどこの新聞、雑誌でも報じていることです。小生が韓国びいきなどしてもしょうがない。中国びいきもしません。韓国、中国の歴史物DVDが好きと言うことはあっても、それは歴史とか、韓国人、中国人の脳みその中身に興味があるからです。基本的には、日本国の国益以外に小生はもちろん関心はありません。
 
室長
2010/04/05 00:27
(続)
しかし逆に、自国の進路を考える上にも、隣国の動静を冷静に観察しないと、めくらになります。韓国も、中国も、最初は日本を模倣したけど、80年代以降は米国を研究して、英語を習得したり、IT技術に詳しくなるなど、日本を追い越すほどの努力をしている側面もあります。こういう隣国における発展、進歩という物を冷静に見ないと、自国の置かれた立場も冷静に判断できないのです。
 小生が韓国を見学したのは、確か1979年で、その頃でもソウル市内は、極めて広い道路が空港から市の中心部までほぼ直線で通じていて、その近代的な機能性に驚きました。当時はまだ軍事独裁政権ですから、土地収用が強制でき、将来を見据えた広大な道路を建設し、経済成長に備えていました。ホテルに到着したとき、デモの最終段階で、目つぶし弾の煙が立ちこめ、我々はその凄まじい威力に目を痛めたのですが、韓国人のホテル従業員などは、慣れっこで、平気でした。こういう物にも人間は慣れるのだと、驚きました。町の中でやはり驚いたのは、ヤクルトおばさんと同じ業態のヨーグルト売りのおばさんが多かったこと、このヨーグルトの味が、日本人には甘ったるすぎて、どろっとしていて、ヤクルトとは似ても似つかぬ味で、嫌だったことなど。しかし、ヤクルトおばさん方式まで真似をする、そのバイタリティーは凄いと思いました。タクシーの車は、大宇製で、大型だし、それなりに動いて、東欧圏の車よりは性能が良かった。当時ですら、韓国経済はしっかりしていたし(物価は日本の1/5ほどと安かった)、町作りにかける将来を見越した先見性など、侮れぬ存在と思いました。あれから30年、韓国が日本に追いつき、追い越そうと頑張ったのですから、最近の躍進ぶりも不思議ではない。
 
室長
2010/04/05 00:28
室長さん、丁重に教えて頂いて、有難うございました。

 仰るとおりでした。ネットでは最近の日本のマスコミの韓国礼賛報道に疑念を持つ意見も多く、提灯記事と非難される傾向があり、私も経済に疎いため、その意見に傾いていました。もちろん情報操作がないとは言えないし、日本のマスコミに怪しい面はあるにせよ、自分が気に入らない情報から目をそらすのはいけませんね。「隣国の情勢に冷静に観察しないと、めくらになります」し、「自国の置かれた立場も冷静に判断できない」ことに繋がります。

 先の記事「EMS出現による地盤沈下」にせよ、本当に日本経済の地盤沈下ぶりに心底落胆致しました。豊か過ぎる今の日本人には隣国のようなバイタリティーはもうありませんし、かなり見通しが暗いですね。家電製品ばかりか、自動車産業も日本企業が隣国に凌駕されるのも遠くないかもしれません。こうなると、何か打つ手はあるのでしょうか?農業で自給自足を図る程度?日本は中韓の狭間でもおろおろしていると思います。

 アニメも危ういと私は見ています。5〜6年前のインド関連ニュースで、アニメ業界に就職する若者が急増していることを知りました。日本のアニメはあちらでも人気があり、ボリウッドで有名なインド映画も頭打ちだそうで、アニメにかける若者が出てきたことを聞いた時、これは大変なことになると思いました。私の杞憂であればよいのですが…
mugi
2010/04/05 21:36
mugiさん、ご理解いただきありがとうございます。
 自動車産業も、コンゴは韓国、中国企業との競争で厳しくなると見られています。そこで経済専門家などが色々と言っています。
 例えば、中小企業というか、スズキとか、そういう大きくなりすぎなかった企業の方が、より正しい企業経営を貫徹していて、将来性があるという意見もあります。もっとも、スズキもVWと提携しています。規模も重要と言うことでしょう。しかし、スズキの場合は、ワンマン社長(会長?)が、ずっと一人で経営トップを独占しつつ、企業を発展させてきました。意志決定権が一人に集約されていて、結果として意志決定が素早いし、断固とした決意で突進できる。そこが良かったのですが、鈴木修二社長ももうお年です、上手く次世代に世代交代しないと。
 企業経営というのは、個人的な才能に深く依存している部分もあるので、本当に今後の日本も、エリートとしてすばらしい人材を生み出し続けることが出来るかどうか、そこが分かれ目です。実は、エリート信仰が無く、凡才の「がんばり主義」というのが、日本企業の特徴であったのです。ところが、韓国、中国は、昔から個人の意志が強固で、エリート主義ですから(科挙に受かれば、超エリートという社会ですから)、今でも米国留学で、英語も得意、全ての経営判断に関しても即断即決という、そういう経営者が出やすいのでしょう。
室長
2010/04/05 22:52

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