ブルガリア研究室

アクセスカウンタ

zoom RSS 希望的観測の罠

<<   作成日時 : 2010/05/22 14:18   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 7

 前回、東條英機総理が、机上演習結果を空論として退け、「意外裡(!)」という希望的観測要素があると主張して、結局開戦に踏み切る判断をしてしまったこと、同じく「現実を直視できず、幻想にすがる」人=loopy=「現実遊離人間」の鳩山由紀夫現総理が、またもや何時までも幻想(青い鳥)を追いかけ、日本国を滅亡の縁に陥れようとしていること、を嘆いた。今回も、日本社会が、総じて新思考を嫌い、従来手法に固執する「流れに乗る」という思考傾向の強い社会であるが故に、思考停止を繰り返し、追いつめられてもなお「意外裡」などという、あり得ない「希望的観測」さえ持ち出して、旧思考に固執するバカげた傾向があることを、再度確認して、警鐘としたい。

1.鋭い刃は、組織の中で孤立する?
 小生の勤務経験から、若い頃1回目のブルガリア勤務から帰国していた頃、身に付いた「バルカン思考」から、何でも白黒、優劣をはっきりつける論法で文章を書いていたところ、上司から、「おまえの論評は、意見がはっきりしすぎて、まるで鋭い刃が剥き出しだ。組織の中で文章を書き、周囲の反感を買わずに、しかも徐々に体制を変換するには、刃がぎらつかない鈍器で、少しずつ耕して、自らの意見に周囲を慣らしていくという、そういう心構えがなければいけない」と説教され、驚いたものだ。

 古い思考に凝り固まった偉いさん方の意見は、よほど鋭い刀剣で切り刻んでも、なかなか変わらないのに、鈍器で少し耕したところで、決して変換はしないだろう、と小生は反発したものだ。日本人の固定観念への固執癖、新しい思考を受容できない、知性の乏しさなど、バルカン思考で、白黒をはっきりさせたい小生から見れば、小生の文章はバカ者どもへの挑戦であり、早々と自らの愚を悟らせるべき、との「悪人退治」的な発想でもあった。もちろん若さ故の過ちもあったろうが、若い世代がなし得る社会貢献の一つが、「新思考」で、世の中の間違いを正すことである、とも、未だに信じている。

 或いは、老若には関係なく、何が正しいかを、鋭い剣で切り刻むような論評こそ、日本社会のみならず、どの国の社会でも、永遠に必要とされるペンの使命であろう。
 いずれにせよ、鋭い刃・剣を否定する社会では、即断即決という、迅速な対応が困難であり、対策が遅れて、自滅の可能性を拡大するのだ。


2.『孫子』の教え:「兵は拙速を聞くも、未だ恒久をみざるなり」
 この孫武の教えは、「戦争というものは、拙(まず)くとも素早く終えるべきであり、巧みな戦争で長引くと言うことを聞いたことはない」という意味であるらしい。
 ところが日本人というのは、往々にして、組織内の調和とか、人の和の尊重とかいいつつ、決断を遅らせ、徐々に流れを作って行き、そしていったん「流れ」が固定したと思ったら、どういう不利な事態が生じても、「不退転の決意」で、何時までも、同じやり方でしつこく攻める、という戦法が多いように感じる。関東軍が満州国を建国したら、次は北支(北部中国)を確保すべきとして、陸軍参謀本部からの指令も何もないのに、現地司令部の「独断専行」で、北支において戦線が拡大していったのだ。孫武先生が唱えた、事前準備をしっかりやった後、敵が今弱い、弱点が見えた、今すぐに攻撃すべき機会だ、ということで戦争を行うのではなく、最終的な利害も計測しないままに、「流れ」が出来ているからそれに乗っかるのが得策だという、安易な判断基準なのだ。

 その後、頑強な抵抗に遭遇すると、「不退転の決意」を強調し、夜襲、肉弾突撃、という「日本軍のお家芸」を繰り返すのだ。相手が、組織も、人材も貧弱な中国軍(国民党系、共産党系)であったから、それでも通じたが、南洋戦線では、相手が『孫子』兵法の英訳文も持っているし、孫子兵法も十分教育された上に、近代兵器と、物量の豊富さを兼ね備えた米、豪軍が相手のため、夜襲も、肉弾攻撃も、全て裏目に出て、単に「自滅」の方向に向かうことが多かったと思う(注:南方戦線でも、例外的には、賢明な将帥もおられたらしいが)。

 やや、話しが本流から外れたが、要するにこの項で強調したいことは、戦争は迅速に結果を出し、戦勝を確定できる場合に発動すべきで、長引くようでは既に敗北とほぼ同じ結果しか出ないと言うこと。米軍のアフガニスタン戦争でも、タリバーン政権をハイテク兵器で短期間に早々と敗戦に追い込み、パキスタンへと駆逐することには成功したものの、その後のアフガニスタン政情の安定化には失敗した。そして、政情安定化という、長期戦において敗北の度合いを深め、逆に今ではタリバーン勢力があちらこちらで復活しつつ、反転攻勢状態にあるらしい。

宮崎県の口蹄疫問題も、拙速という教訓を生かせなかったことが災いしているようだ。欧州大陸では、口蹄疫が頻発するから、日頃から対策に慣れているが、日本ではこれまで口蹄疫の被害が少なかったので(畜産の歴史も浅い)、初期の段階で獣医らが「口蹄疫」と断定できず、対策の発動が遅れた上に、十年前の宮崎口蹄疫の前例では、数十頭程度の軽微な被害に限定できたことなどを参考に、「希望的観測」に宮崎県県庁、畜産農家、獣医らがすがってしまい、拙速でも大規模な対策に乗り出さずに、傷口を広げてしまったように思える。ここでも、キーワードは「希望的観測」という日本人の悪癖であったように思えてならない。

 一部ブロガーの間で、報道規制という疑惑が生じたほど、マスコミの報道も立ち上がりがのろかった。これは、マスコミ関係者の間でも、せっかくのゴールデンウィークに駆り出されたくない、働きたくないという身勝手な事情から、「希望的観測」にすがって、たぶんすぐに収束するだろうとなめてかかり、真剣に現地取材に行ったり、口蹄疫について勉強したり、取材体制を構築したりという、あるべき努力が足りなかったのだろう。

 社会主義幻想から脱却できていない赤松農相が、「理想の社会主義国キューバ」への外遊を優先して、対策に「拙速」の原則を適用することを怠った罪状も許し難い。キューバが決して社会主義の理想を実現していないことは、既に小生の昨年記事で指摘済みだ(http://79909040.at.webry.info/200902/article_1.html、作成日時 : 2009/02/09、題名:再び「物資欠乏社会」について、要旨:1.キューバは理想社会ではない、2.物資欠乏社会ということでは、北朝鮮と殆ど変わらない)。

3.鈍重な総力戦思想の愚:得意分野に集中投資せよ
 5月28日付『週刊ポスト』に「韓国の巨人サムスンが失速する日」という、「希望的観測」の一例的な特集記事がある。日本のマスコミ報道の特徴というか、「ポスト」編集部における上層部の「希望的観測」をよしとする上司の圧力故か、題名と結論部分が、サムスンにも「後継問題」という弱点があり、今後失速するかも知れないと、記事の最後の部分には暗い観測を無理矢理付けてあるのだが、より説得力のある記事部分は、いかに日本の家電企業群、特にPanasonic、Sonyなどの大企業が、戦略を誤り、敗北を重ね、今ではサムスンが遠くにそびえる大樹となっているか、という説明部分だ。

 日本企業が犯した過ちとは、垂直統合的な子会社を含めて、部品製造から、デザイン、製造、マーケティングにいたるまで、全て自社企業群で賄うという思想だ。対するサムスンは、得意分野に集中して、それ以外は外注するという戦略で、「集中と選択」という戦略を採用し、効果を上げた由。しかも日本企業が発売した新製品などは、徹底的に解剖、分析して、技術を真似したり、或いは対抗技術でより安価に製造したりと、迅速な経営判断で、市場を奪っていったという。特にサムスンが留意したのは、途上国富裕層向けの商品とか、或いはインドなどには、安価な二槽式洗濯機を販売するなど、市場に合致する商品を、事前の調査に基づき(社員を世界中に派遣し、市場調査を徹底的にするという)、適切に案配していったことらしい。日本企業は、本国市場向けに開発した製品の「技術の優位性」にのみ立脚して、インドでも全自動式洗濯機という高価な商品(「いいものを作れば売れる」という、単純な発想)を売ろうとして、全く売れなかった(完敗)という。

 垂直統合の企業群を全て生かしていこうと、そういうところに拘っていては、細分化された世界市場の各市場に適化した、最適商品を売り込むことは不可能となるのだ。安い商品は、台湾系のEMS企業に外注してでも、迅速に世界市場に供給していく戦略が正しいのだ。

 太平洋戦争の敗因を、「物量作戦に負けた」、と勘違いして、米軍も孫子の兵法を深くを研究していたし、蛙跳び作戦とか、補給部隊攻撃とか、最適な作戦、戦略を採りつつ、日本軍を圧倒していったという、正しい理解をしていなかったことが、日本企業の敗因でもあろう。巨大化して、動きが鈍重となった企業群の「組織依存で、総力戦的な発想」は、既に有害無益な、過去の思考なのであろう。そういう発想の転換を、経営陣、社長などが、いかに素早く自覚して、会社の舵取りを変換するかという、スピードの問題でもある。

4.自動車産業は?
 家電業界が、サムスン、LGという韓国企業に全面的に敗退しつつある他、最近は、過去100年以上「ガソリンエンジン」ということで、基本的には技術革新が実に遅かった自動車産業部門でも、電気自動車(EV)時代への移行という可能性が大となり、この意味でトヨタ、ホンダなどの「従来技術」分野で、改良、改善という漸進的手法で、世界の覇者となりかけていた日本の自動車企業群も、もしかして家電業界同様の敗北を喫するのではないか、という議論が生まれている。

 最近のNHK報道でも、EV時代の技術の核心が、電池にあるということで、効率の良い新型電池開発で遅れを取ってはならない、という論調が増えているように思える。
技術音痴の小生は、ともかく日本企業が、今度こそは戦略を誤らず、EV革命を乗り切って欲しいと祈るのみだ。一番の教訓は、積み上げた「従来技術」に自己満足して、「希望的観測」も交えて、韓国、中国などの新興企業に後れを取らないように、「彼を知る」=情報収集に務めることと、「己を知る」=自分の欠点を素早く見抜く=努力を怠らないことである。「彼を知り、己を知れば、百戦あやうからず」だ。それにもう一つ、決断を素早くして、戦機を逃さないことである。

5.迅速な戦略変更を実行した韓国大統領
 ちなみに、韓国の李明博政権は、選挙公約した「大運河建設」という巨大公共事業構想を、早々と捨て去って、現実を直視し、その時々の情勢判断を迅速にして、課題を次々とこなすという、現代建設社長時代の「CEO的発想」という原点に立ち戻ることで、国民の信用を回復し、政権を安定させることに成功した!!

 他方で、鳩山由紀夫総理は、選挙公約(マニフェスト)に拘って、普天間基地の「国外、県外移設」という、到達しがたい夢物語に固執し、墓穴を掘っている。韓国に比べて、彼我の現状認識、情勢判断能力の較差に、唖然、呆然たる気分だ!!

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 2
なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ナイス

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(7件)

内 容 ニックネーム/日時
 長い海外体験のある室長さんと比べるのはおこがましい限りですが、私も社会人になったばかりの頃、職場で似たような体験をしました。要点だけを紹介、説明したのですが、「君は無駄話をせず、まるでコンピュータのようだ。それでは和が生まれない」と上司に注意されました。上司個人の見方もよりますが、とかく日本の社会で「何でも白黒、優劣をはっきりつける論法」は敬遠される傾向がありますね。友人との会話でも「それを言っては、おしまいだ」と指摘されることもしばしばです。

 宮崎県の口蹄疫問題での対応の遅れは、一部では自民党支持傾向の強い宮崎県への懲罰、といったうがった見方まで出ております。これは疑問ですが、マスコミの不手際は不可解だし、報道規制ではなく怠慢が真相だったならば、何のためのメディアなのか分かりません。
 何も生まない悲観的観測ばかりも困りものですが、その逆も問題です。仮にサムスンが失速したところで、日本企業がかつての優位さを取り戻すことはもう不可能。家電ではもう日本は太刀打ちできない。ならば、どうするべきでしょうね。

 韓国の前大統領はかなりネットでコケにされてましたが、日本の現首相はそれ以下です。メディアもまた同じで、日本のメディアは中韓にも水をあけられているのでは?
mugi
2010/05/23 21:52
mugiさん、コメントありがとう。
 口蹄疫に関するマスコミの姿勢も、黄金週間における休暇打ち切りを嫌ったとか、畜産に関し知識がない鈍感な日本マスコミ、という欠点が、このような結果となったのであり、決して報道への政府規制などではなかったらしい。
 ただし、赤松農相の「外遊」というのは、信じられない失態だと思うし、それを止めなかった農水省の幹部達にも、口蹄疫の恐ろしさへの認識不足があったと思う。欧州なら、口蹄疫に敏感で、発生箇所周辺に獣医達+軍隊を大量投入し、徹底的に消毒とか、屠殺処分とかを迅速にやります。さすがに小生も、十万頭以上の処分というのは、ブルガリアでも聞いたことがない、大規模な損害だと思う。農民は、自分の家畜がかわいいから、なかなか処分したがらないのが普通で、諸外国では、法律で政府が「強制屠殺、処分」する権利があるようになっていると思う。
室長
2010/05/23 23:47
(続)
 家電産業では、サムスン、LGの韓国勢、中国のハイアール、それから以前紹介した台湾系のEMS企業などが、手強すぎる競争相手となってしまった。Panasonic、Sony両社の年間利益を合計しても、サムスン1社の1/10程度らしい。完敗状態です。もちろん年商でも遠く及ばない。90年代から、欧州の空港では、荷物を運搬するカートが、全てサムスン、またはLGが空港会社に無償提供して、それぞれの企業ロゴが印刷されているカートばかりで、小生は日本のメーカーがどうして韓国企業に宣伝費で負けているのか?と、少し心配していたのです。20年かけて、彼らは日本の汎用半導体製造業を追い落とし、更には、PC技術、携帯電話、通信機、普通の家電製品でも、商品力で日本を上回るほどの実力を身につけてしまった。要するに、「油断」というか、日本企業が保守的で、新しい手法とか、戦略を採用せず、いつも過去に成功した手法に固執して、何時までも改めると言うことをしないからです。改良、改善という漸進手法、現場の小さい改革は上手でも、本社の企画部門とか、戦略担当の重役とかが、決断力、構想力をもってなすべき大規模改革能力において、韓国エリート達に比べて、劣っているのです。韓国も中国も、89年のアジア通貨危機とか、日本のバブル崩壊などで、米国式経営とか技術の優位を悟り、慌てて、IT+英語=米国留学という、「国際市場で通用する能力を有する人材」育成の必要性を早めに理解して、優秀な人材は続々と米国留学したし、韓国、中国の大企業は、そういう米国帰りの、英語、IT能力抜群の秀才を幹部社員として、どしどし採用した。そういう努力を、日本はほとんどしなかった。むしろ近年米国留学の意欲すらない若者が増えている。負けて当然!!
室長
2010/05/23 23:48
 (続)
 ちなみに、李明博大統領は、韓国の現代財閥の創業者・総帥が、現代建設への入社試験に応募してきたとき、その非凡な才能を見抜いた。学生時代に反軍デモなど、少し左翼的運動をしていたため、朴セイキ政権のブラックリストに載っていて、大企業としての現代建設社には、本来採用され得ないはずだったが、現代総帥が朴正キ大統領に直接電話して採用させて貰うと挨拶して、了解を得た人物(韓国のテレビ映画のDVD『英雄時代』の後半部は、現代初代総帥と李明博の両名が主人公の物語で、ビジネス幹部としての李明博の手腕、決断力は、本当に驚嘆に値するものです)。
 ともかく、韓国テレビ映画の鑑賞が、小生の李明博理解を大いに助けてくれます。歴代の韓国大統領は、選挙に勝利して就任するが、就任後早期の段階でストライキとか、色々世論の批判を浴び、世論調査の数値が、どんどん低下していき、政権半ばで既にレームダックという例が最近は多かったのが、李明博のみは、初期にストライキなどの洗礼を浴びたものの、その後は大いに人気を盛り返して、最近は異例なほど成功した政権となっているはずです。『英雄時代』を見て、日本で言えば松下幸之助とソニーの森田氏などを合体させたほどの大人物だと、感じていました。鳩山由紀夫などとは格が違いすぎる!!
室長
2010/05/24 00:12
 こんばんは。

 口蹄疫に関して誤診は問題だと思います。ただ、宮崎選出の江藤議員のブログを見ると、疑似患畜発生の4月20日時点ですぐさま農協に駆けつけ、21日に知事より直接報告を受けた足で東京に出向き、22日の農林水産委員会で対策するよう要求してます。ところが、いくら訴えても緊急性が分かってもらえずかなり興奮している状態です。23日は畜産酪農委員会で意見をもらい、飛行機に乗ると宮崎の農協に出向いて状況の把握に務めています。そして4月30日(大臣外遊出発日)に政府に申し入れを行っていますが、当日になって出席するはずだった鳩山首相と赤松大臣が急に欠席しています(http://gree.jp/etoh_taku/blog/month/2010-04)。
 知事の方も27日に直接東京へ陳情へ出向いていますし、21日時点で消毒ポイントや移動制限を掛けてます(http://ameblo.jp/higashi-blog/archive8-201004.html#main)。そして4月30日時点で殺処分対象は約4400頭ですが、大臣が外遊して県だけに処置を任せている間に被害が一気に拡大します。最終的には専門家の方が判断されるでしょうが、県が希望的観測に縋っていたと言うのは気の毒に思えます。
スポンジ頭
2010/05/24 20:38
(続き)
 もう一つ気になっているのは、ネットで見た文章です。一つは大臣が帰国する何日か前に何者かが知事のツイッターに書いていた書き込みで、「大臣帰国後、マスコミは県や知事の責任にする報道を準備している」とあったのです。もう一つは連休中報道機関に電話で確認したという人のツイッターです。その人がマスコミから聞いた話を読むと、どこかから報道にストップが掛かっているようで、報道しようとする意識と衝突して、苛立っているようでした。また、FAOが日本に封じ込めのための専門家チームを差し向けようとしたのを21日時点で政府は拒否しているのですが、マスコミは英文記事でしか報道してません (http://mdn.mainichi.jp/mdnnews/national/news/20100521p2g00m0dm040000c.html)。
 もちろん、ツイッターを鵜呑みには出来ないのですが、普段政府を批判するマスコミが然程批判しないのを見ると「怠慢」では済まないような妙な不気味さを感じてしまうのです。これが杞憂だといいのですが。
スポンジ頭
2010/05/24 20:40
スポンジ頭様、
 色々な情報を集めておられるようですが、ツイッターとか、ブログ記事が多いようですね。小生は、どうもそういう記事を十分信用は出来ないように感じています。ツイッターなども、本当は有名人の直筆でないとか、ブログもゴーストライターが書いていたり。
 でも、FAOの専門チーム受け容れを拒否したというのは、農水省の役人らが自分たちの失敗を指摘されることを恐れたのかもしれません。
 宮崎県のみでは、獣医の数も少なく、屠殺処分が遅れるのは当然だし、やはり農水省の方で、「拙速」という戦略の要諦をわきまえず、動くのが遅かったのだと思う。課長、局長レベルで、もっと危機感のある人が家畜感染症担当だったら、これほど対策が遅れることはあり得なかったのではないか??
 日本人が肉食化してから、まだ歴史が浅く、家畜感染症についての経験も浅い。早く口蹄疫などに慣れて、迅速な対策を「大規模、大量に」実施できる体制を築かないとダメですね。
室長
2010/05/24 23:07

コメントする help

ニックネーム
本 文
希望的観測の罠 ブルガリア研究室/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる