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<<   作成日時 : 2012/07/07 18:16   >>

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さて、またもや最近のNovinite.com紙記事の中で、小生が興味を持った記事を少しご紹介する。
まず、一番目に紹介したいのは、小生がこれまでも何回も指摘してきたところだが、極妻ツヴェテリーナとボリーソフ首相は、「切れていない、むしろ近い将来結婚するかも」という、怪しげな占い師の予言だ。下記1.の7月3日付Novinite.com紙記事を参照すると、この占い師の「豊満な身体」(ベ元首相好み?)を拝める写真が掲載されているので、ご注目ありたい。そう言えば、もう一人のブルを代表する極妻Darina Pavlovaに関しては、最近何の音沙汰も聞きません。ベルルスコーニが失脚したから、ベの「親友Darina」も、あまり話題にならないようです。Teodora女史(占星術師)も、伊紙で話題となることが減ったので、ブル紙のインタビュー記事に協力したのかも。

  第2番目には、英国の英知の一つと小生が思うEconomist誌の記事を紹介したい。ブル国の現状を総合的に見ていて、まあ、小生には興味深い記事です。特に目新しいことはないけど、この記事では、記者がツヴェテリーナからも情報を得ている。さすがに英国メディアは、取材先を心得ているというべきか。ちなみに、ブル黒海沿岸のリゾートマンションは、ピーク時の価格から4割も下落して、買い頃(300万円ほど)となって、ロシア人の中産階級が、喜んで買い取っている由。


1.ゴシップ系記事:伊元首相付きの怪しげな占い師が、「ボリーソフ首相は、未だにツヴェテリーナと別れていないし、将来は結婚する」と予言(7月3日付http://www.novinite.com/view_news.php?id=140905
 ブル人のTeodora Stefanovaは、伊元首相Silvio Berlusconi氏の個人的な占星術師だ。このゴシップにまみれた女性が、最近次のような予言をした:「ボリーソフ首相は、将来銀行家で、今はボの元カノと言われるTsvetelina Borislavovaと結婚するでしょう」。彼女によれば、「ボ氏は、彼女と結婚するのを、自分の政治生命が終わるまで延期することはないはずです」と言う(本件Teodora Stefanovaのインタビュー記事は、Standart紙による)。「彼ら二人は、結局結ばれているし、これは彼にとってのkarma(業、宿命)です」。

 ボ自身は、最近、「自分は新しいガールフレンドを持っているけど、名前を公表したりすれば、彼女に過剰な関心が向かうので、彼女を守るためにも公表しない」と述べたのだ。ツヴェテリーナは、銀行家、ブルの最も富裕なオリガーキとも呼ばれているが、長年ボの事実婚の相手であったことでも知られている。
 ボ自身は、彼女(ツ)とは、「5年前に分かれた」と言うが、未確認情報では、彼らは未だに別れていないという。
   (小生観測:ボとツは、恐らく生涯、影の関係を保ち続けるのではないか、というのが小生の予想です。そもそも、事実婚関係をバラしていた頃は、ボ自身も「まさか首相職にまで」辿り着けるとは思っていなかったのではないかと思う。今となっては、関係を否定しておく方がより無難というか。)


2.ブル人は、以前は、「ギリシャが目標」、今は「生き残ることを希望」:Economist誌記事(7月5日付 http://www.novinite.com/view_news.php?id=140992

(1)憧れの国ギリシャは、今では心理的には、同類の国
ブル人分析者のIvan Krastevによれば、ブル人は20年前には、「ギリシャのようになれればよい」として、南の隣国を目標とした。その意味するところは、「ある程度は民主主義国だが、ある程度は汚職まみれ」ということだった。
  同人によると、今ではブル人達は、「ギリシャは、ブルと同様の、貧しいが、しかし、財政規律は守り、他の人々に大きな迷惑はかけない国家」となるだろう、と見ている由。

(2)貧しいながらも、頑張って国内へ送金している
失業率は、12%へと少し上昇したが、それでもギリシャ、セルビアに比べれば、半分程度だ。1百万人を超える同胞が、国外に出稼ぎしていて、特にスペイン、ギリシャにブル人出稼ぎ労働者が多い。この故に、一部が仕事を失って帰国を余儀なくされた。
  とはいえ、外国から自国への送金額は、08年の6.94億ユーロから11年は7.74億ユーロへと増えた。

(3)市民は、表の統計に表れない「灰色経済」部分で、補完している
ブルのGDP成長率は11年1.7%増と小さかったし、今年は更に減速が予想される。他方では、国内経済の3割ほどは、公式統計に記録されない灰色経済だという。
  ブル人の生活水準は、やはり悲惨だ。「開かれた社会研究所」の世論調査では、ブル人の2/3以上が、「今後1年間、経済は現状維持か、或いは更に悪化する」と見ている由。また、57.6%が、ブル国の現状は「耐え難い」と感じているという。

(4)西欧危機の1--2年遅れで、ブルにも危機が訪れるだろう
ブルはEU域内で、最貧国で、平均時給は3.5ユーロ(350円)、平均月給は360ユーロ(3.6万円)だ。ブルの輸出の1割がギリシャ向けだし、ギリシャ系銀行がブル国内のローンの4割を供与しているので、ブル人達が瀬戸際にいることは理解できる。ブル人が特に心配しているのは、西欧で起きることは、普通この国には、1--2年のタイムラグで到来すると言うこと。

(5)季節労働者の国外派遣業者
Vasil Vasilev氏の仕事は、EU諸国に、季節労働者を集団派遣する、派遣労働者紹介業。よって同人は、西欧諸国で企業に対し、政治的圧力がかかり、外国労働者ではなく、国内労働者(失業者)を雇用する方向へと動くこと、を心配している。こうなると、同人の会社は仕事を失ってしまうのだ。だからブル国としては、ユーロ圏への過剰な依存を避ける政策が必要と同人は感じ始めている。

(6)不動産の売れ残り物件が蓄積されている
08年のリーマンショックは、黒海沿岸のリゾートマンションという不動産業に不況をもたらし、多くの売れ残り物件が出現した。建設業者が多数倒産して、これら不動産の多くは、銀行の所有物件となっている。その後、ロシアの中産階級が、これらの売れ残り物件を買うようになった*。・・・これは、数千軒の売れ残りマンションを抱え込んだ銀行家Tsvetelina Borisalavova(注:ボリーソフ首相の元カノだが、E誌はどういう訳か、それに関しては説明していない。インタビューしてくれた相手への敬意故か?)の説明だ。
  (注:*NYT紙の記事によれば、1寝室のアパートで、価格帯は2.5--3万ユーロ(250--300万円)程度と安いらしい。これがロシア人中産階級がブルの黒海沿岸で買い取るリゾートマンションの平均単価。最近の傾向では、黒海沿岸のリゾートマンション買い手の8割は、ロシア人と言われる。彼らは、自分自身の休暇時に使うほか、親戚、友人らにも貸すという。ロシアの厳しい冬の気候を逃れて、冬期とか、初春、晩秋などにも、ブルの所有マンションに来て、よりマイルドで美しい自然を楽しむと言われる。もちろん、夏の休暇先としても、フル稼働であろう。)

(7)腐敗した政界
ボ政権を好まないブル人は、騒々しく、扇動的な民主主義のやり方に苛立っているし、Borislav Tsekov氏(評論家)は、国会は、ビジネス・ロビーが推進する企業利害に有利な立法に対する、「めくら判」となっていると批判する。これを証明するのが、最近の森林法改正法案で、数千名が街頭デモに参加して抗議し、スキーリゾート・マフィア達を支援する法案を廃案に追い込んだ。
    (注:最近の記事では、黒海沿岸のVarna市のSea Garden地区にTIM財閥が開発しようとしているAlley One計画(ヨット係留所、ビジネスビル、ホテル、年間を通じて使える温水プール、などを開発、建設する予定)が、ボリス王が植えた広大な海浜森林を破壊し、市民の散歩道をマフィア系企業が独占する暴挙だとして、市民数千人規模の抗議デモが繰り返されているらしい。森林法改正法案を政治家らに撤回させ、修正することに成功した環境保護名目の市民運動は、ボ政権の再選路線にとってこれからも脅威となる模様だ。市民運動成功の鍵は、またもやFacebookだという。)

(8)メディア業界の寡占状況と自己検閲
一番困ったことと言えば、メディアの現状。大新聞は、(マフィア系)銀行または大企業の所有下にある。従って、細かく調査、報告するような記事は少ない。新聞収入の多くは、政府、或いは大企業からの宣伝費に依存している。故に、自主的な検閲が横行していると、編集者のValeri Tsenkov氏は嘆く。即ち、ブルのジャーナリズムは、毎年その質が低下しているのだ。

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