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zoom RSS 4月の英国旅行:その一

<<   作成日時 : 2013/05/01 11:08   >>

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 さて、ようやく整理がひと段落終わったので、英国旅行記を連載しようと思う。大部分は、何を食べたかという、くだらない記録になることは、前回同様で、これは英国での料理、食材がおいしいと思うからしょうがない。
 個人的感想が多いですが、桜満開のロンドン、英国の旅です。

4月10日(水)
日本で:曇り、風が無く、気温(10度)のわりに暖かに感じた。
朝7:25にタクシーを呼び、地元のHotel前から空港行きのバスに乗る。8:10発のLimousine Busにて、成田空港第1ターミナル南ウィングへ。
11:10成田発NH201便にて、ロンドン・ヒースロー空港へ向け出発。到着予定はロンドン時間の16:00。座席予約を機体の最後尾にした(トイレが近くて便利と思って)のだが、この日は満席で、全く座席の余裕がなく、しかも隣席に座った男性が、しょっちゅう咳き込み、気味が悪かった。次回からは予約は、エコノミー席でも、一番前の方にしよう!
機内では、映画「リンカーン」、「ジェームス・ボンド新作」、などを見た。

Heathrow空港では、入国審査で約50分間の行列で、辛抱強く待つしかなかった。荷物クレーム(受取所)の電光案内板には、既にTokyo発NH201便の荷物受取ライン表示は無し。偶々妻が見かけた日本人空港従業員に質問し、同人の手元のメモで、1番ラインと判明、荷物を見つけた。

17:40にExitゲートに出ると、出迎えの婿殿(小生の二女の夫)の顔を発見。建物外で、まず喫煙。12時間以上の禁煙から解放される。19:00頃、East Finchley区の二女宅に到着。

20:00前に、娘特性のラザーニャ(母親であるわが妻のレシピを覚えていた)で夕食。ワインはブルのBesse Valley(ソフィア県Ihtiman町付近らしい)産の赤。そして、あの印象深い、ねっとり濃いGreek Yogurtの絶品。・・・・しかし、やはり、イギリスの食事は、少し濃すぎで、カロリー過多の傾向!でも、おいしい。
夜は、娘宅屋根裏部屋の寝室で睡眠。天窓があり、そこでタバコを吸えるのがありがたい。ちなみに、英国での寒い気温を少しは心配しつつも、春なので薄手のジャンパーと薄めのズボンを持ってきたが、これが当たりで、あまり寒い服装は不要だった(持参したチョッキは、結局不要だった)。

11日(木)小雨→晴れ(気温は14度ほど)
午前6時前に起床、7時に朝食。カマンベールチーズ、パン、グワヴァジュース、コーヒー、ギリシャ・濃密ヨーグルト、など。

★大英博物館見学
10:15に自宅発、East Finchley駅。British Museum最寄りのTottenham Court Road駅下車500m。大英博物館には、11:00〜13:00頃まで滞在。昼食は館内のサンドウィッチを食べたが、凄くおいしかった。
孫は、電車に乗るのが好きで、機嫌がよい。ゴチョン・ゴチョン(ガタンゴトン)が、口癖の孫だから、電車、自動車が大好きだ。娘が、子供用の車椅子(子供用の食事、その他の荷物も入るので、重量合計は20kgにもなる)を一人でさっと抱えて、電車の乗り降り、エスカレーター乗車時などに力持ちぶりを発揮するのは、凄い。母親は、子供の体重をはじめ、いろいろな重量物を覚悟せねばならないのだ。

 大英博物館につき、いつも驚かせられるのは、入場料無料、写真撮影OKという、実に寛大な措置を貫いていること。結局、英国内の学校から、修学旅行的に若い人々がいつでも自由に来られて、学習できるようにという配慮と、世界中からの観光客などにも、楽に英国の宝、人類の宝を観賞できるようにとの意図らしい。
 館内では、構内の広場に上記のサンドウィッチ屋2軒と、御土産屋での売り上げが相当額見込めると思えるが、これで館の運営費用を賄うのは難しいと思うので、相当な国庫からの助成金が必要であろう。とはいえ、英国の観光魅力の一翼として、観光収入に貢献していることは間違いない。

 小生は、今回は、ギリシャ、中東、中国、東南アジア、などを中心に見た。石の壁画などは、古代遺跡から大英帝国時代に切り取ってきたものが、多数展示されており、ギリシャ、エジプト、イラン、イラクなどでは、自国の古代遺跡の宝が、そっくり大英博物館に奪われたまま、ということになるが、人類にとっては、大英博物館に集積されていることで、より一堂に、世界の宝を一気に見られる、という利点もある。戦乱からの保護、という側面からも大英博物館での収蔵は、人類にとってはかえって恩恵となっていると思う。

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15:30にEast Finchley駅に戻った。駅前の露店でRaspberry(ブル語ではmalina)を買い込んだ。久しぶりの味だ。その後Pharmacyで、皮膚炎用のクリームを買う。駅から少し歩いて、地元のスーパーに行く。サラミ、ソーセージ、パン、などの種類が豊富にそろう。その後、いつものギリシャ系経営らしい野菜屋では、Oliveの実の塩漬け、果物などを買った。この店は、バルカン半島産の本物のKashkaval(石鹸のような質感)を売っているのだが、懐かしいが、さほどおいしくはないだろうということで、買わず。オリーブの漬物は、3種類ほどを別々のビニール袋に入れて量り売りだ。これがおいしい。ギリシャ製かトルコ製が多いと思うが、ともかく欧州のオリーブ漬物は、塩っ辛いけどおいしい。

18:30夕食。バーニツァ(トルコ語ではボレック。スパナック=ほうれん草入り)、キョフテ(豚肉と玉ねぎみじん切りを使う肉団子で、ブルガリア風にクミンをしっかり利かせた風味)、焼きピーマン(フライパンで焼いて、皮をはがす)、ポテトサラダ、ビール、パン。
久しぶりに、Feta Cheese(ギリシャ製)とFilo(冷凍のパイ生地)を自由に使えるし、娘も妻のバーニツァを楽しみにしていたので、ホウレンソウをさっと湯がいて細かく切ったものを入れ込み、ソーダ水でこねたフェタをパイ生地の中味に入れたバーニツァを堪能。ちなみに、ブルのバーニツァは、食用油をふんだんに使うが、我が家のやり方では、食用油を控えめにして、パリッとオブンで焼き上げる。他方で、あまり食用油を減らしすぎると、パイ生地が焦げてしまうので、ある程度の食用油をパイ生地に刷毛で塗り込み、浸み込ませるのは、やむを得ない。

12日(金)雨→午後は晴れ
7:30に朝食。ヨーグルト、チーズ(Brie、アオカビなど仏製)、パン、オリーブ漬物、ハム、コーヒーなど。パンも英国製は美味しい。全粒粉のほか、ライムギの黒パンなども買える。種類が豊富だ。日本のような普通の食パンは見当たらない。パンは、英国では四角っぽいのもあるが、大部分はやはり楕円形で長い形。これをパン切の器械でかなり薄めに裁断してあることが多い。もちろん、裁断はお好みで、自宅でという、裁断無しのものも多い。8:30に婿殿は出勤していった。

★トルコ料理を堪能
 今日は、新開店したトルコ料理屋で、トルコ料理を食べることとし、East Finchleyの繁華街に。12:00--13:20頃に、Mezemというトルコレストラン。
 ちなみに、この店が12:00に開店するので、店の前で少し時間があまり、待っているときに、突然馬車のひずめの音がした。振り返ってみると、女王が乗りそうな、古風な馬車のなかには、棺桶のようなものが!どうやら、4月8日に逝去した、マーガレット・サッチャー元首相の葬儀を前に、Finchley区にある自宅へと、いったん棺が戻ってきた、ということらしい。馬車の後を、高級車が何台も続いていて、親族が乗っているらしい。
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 さて、レストランでは、前菜にmix meze(前菜盛り合わせ)、Borek(バーニツァのトルコ版)、Karamal(イカのリング揚げ)の3種。メーンディッシュは、鶏肉と羊肉のシーシュ(串刺し)、Salmon(鮭)、チッキンウィング(手羽)の3種を注文。飲み物は、Mint TeaとChamomile Tea。それぞれ、普通においしいというべき。量が割合少なめで、シーシュも串がすでに取り除かれた上で皿にのせられているなど、たしかに、より洗練されているのかもしれないが、トルコ料理の少し野趣的な感じが出てこない。ボレックも三角の小型で、ほとんどフェタチーズの味わいが感じられない。要するに、量が少なく、バルカン的な風味が薄く、小生としては大いに不満というか。料金は、3人前で27ポンド。
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  そういえば、今回の英国旅行は、11年の年末ころの先回の旅においては、1ポンド=120円と、円高利益で、何でも安い、ありがたいと思ったのが、今回は1ポンド=150円強と、円安のおかげで、どこの食事でも、少し高いと感じてしまう。こういうところは、観光客として、情けないというべきか。安倍総理の経済強化策・・・円高メリットが消えたのは、残念!

午後6—7時に夕食。チッキンと野菜(新じゃがも)のオブン焼き、フランクフルトソーセージ、ニョッキ、ヨーグルト、そして、スペイン産の赤ワイン。

夕食後、婿殿と我々夫婦のみで、TESCOの巨大スーパーにて買い物。果物、野菜、Multivitamin、肉、その他の食料品などを買い込み、合計で75ポンド。やはり、食品類の価格は安いと言える。

 レジの時は、今回からは、ほとんどの店でVISAカードが使えるので、成田空港で両替した現金の出番が少なく、ありがたい。2年前に比べて、これほどカード払いが普及してきた、ということ。カードを挿入する機械で、店員から見られない角度でPIN(暗証ナンバー)を入れ込めばOKだ。すぐにインターネット紹介して、カード払いが承認される。日本では、PINを入れる必要性がない場合が多いのだが、かえってこの方が、確実に感じる。

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13日(土)晴れ→午後は一時雨、15度
7:00朝食。German Salami with Pepper(胡椒を利かせたドイツサラミ)、ハム、チーズ(Brieと青かび)、ヨーグルト(果実味)、コーヒー、ライ麦パン、ミカン(サツマという小型のスペイン産)。
  ちなみに、孫は2歳マイナス2ヵ月だが、まだ十分言葉がしゃべれない。ゴチョンゴチョン、カー(自動車のこと)、マーマ、ンナッ(No)など、恐らく10単語以下。

★Windsor castle再訪
8:30婿殿の車でWindsor castleへ。
 2年前に、この宮殿の壮麗さにすっかり感嘆したのだが、実は今回は、少し飽きたというか、実際には感動が薄かった。どうやら人間は、初めて見た時の感動と、2回目以降の感慨はかなり違うらしい。いくら素晴らしい展示品とか、壮麗な宮殿の建物であっても、まだ前回見た記憶がフレッシュすぎると、感動が少なくなってしまうのだ。

 今回気づいたことは、中国人の海外旅行熱も冷めてきたのか、今回は日本人観光客が目立ち、中国人とか香港人などの観光客は、意外と少なかった。
 中国国内も、国営企業など、独占企業は隆盛しているが、民間資本系の企業は、賃金の急激な引き上げとか、対外競争力の弱体化など、多くの問題に直面して、元気がないらしい。国営企業が特権に胡坐をかいて、分厚い利益率を確保できるのに対し、民営企業が気息奄々で、後退しているという。これでは、中国人観光客の人数が減っていることもうなずける、というべきか。(注:この中国で国営企業が繁栄し、民営企業が疲弊というのは、今回旅行中に読んだ『中国台頭の終焉』(津上俊哉著、日経プレミアシリーズ新書、13年1月一刷)の情報だ。この本は凄く参考になると思った。)
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 Windsor町では、例の駐車場への道筋にある、イタリア人経営のサンドウィッチ屋で、Baklava、小生はハムサンド、などを買い込み、お腹を少し満たしたうえで、本当の昼食は、ロンドンに帰って中華センターの食堂で食べようと決めた。この大型中華食材スーパーは、レストランが大評判で、いつも行列だ。

中華食堂で美味に満足
 もう13:00をかなり過ぎていたと思うが、レストランは相変わらず大混雑。行列して待ち、なんとか座れた。三枚肉、焼きそば、ダック、ライスなどを注文。相変わらず、ここの中華は最高においしい。おじさんが二人、客席への案内役として活躍しているほか、店員らもサービスが迅速だ。妻らは、このレストランのテークアウェー用のパン類(中身にダックなどが入った一種の菓子パン)を買い込んだ。
 ここのスーパーの方では、小生が大好きな腐乳(フールー、豆腐を酒、塩入りの汁で漬物のようにした食品)とか、娘の常用する焼きそば用の麺とか、米麺(米粉で作る各種の麺類)、一部の日本食材、などが買える。韓国食材もある。今回の掘り出しは、生麺(米麺)が手に入ったこと。「中華太うどん」というか、むしろラザーニャ用の生麺のように、帯状の太い麺で、中身の具が入ったものもあり、なかなか楽しい。

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18:00夕食。今日は、スズキのムニエル、焼きハム、中華太うどん、生サラダ、茹でエンドウ、スイートコーン、ビール。
なお、この夕刻、BBCで流れていた子供用番組(CGアニメ)「トンブリブー」という鳥のひな3匹の話は、歌付きでなかなか楽しめるものだった。英国でも、日本同様に、子供番組が進化しているようだ。

14日(日)晴れ、20度
7:00朝食:サラミ、中華パン、サラダ、オリーブ漬物、ヨーグルト(ギリシャ風)、チーズ(チェダー)、ミカン、洋ナシ。
8:40—15:30ロンドン東方のLeeds Castleへ。

★Leeds Castle見学
 堀に囲まれた、かなり広大な庭園もあるお城。堀にかかった橋的な通路に2本ほどの桜の大木があり、まだ満開にはいたらなかったが、きれいだった。このお城の内部も、結構素晴らしい。英国貴族の大邸宅というのは、本当に素晴らしいというべきか。修復したLady Baillieという大金持ち夫人の功績が大であるようだ。結局、こういう貴族たちの持ち物も、維持費が大変だから、徐々に民間では持ちこたえられず、政府に移管されているようで、政府は入館料で儲けて、維持費をねん出することとなる。しかし、その前の時代に、個人の金満家が、個人的貢献として、大金をかけて、一時的な修復工事をしているのだ。
昼食(12:00)は、Leeds Castle内のレストランで、鶏肉(ほうれん草入り)、焼きポテト、ポテトスープ、パン。

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午後6--7時に夕食。トンカツ、天ぷら(ズッキーニ、ナス)、ごはん、しょうゆ昆布のスープ。豪州産赤ワイン。

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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは。

 前回同様イギリスでの食事は実に美味しそうなものばかりですね。御嬢さんと違い私には食物アレルギーは殆どないため、渡英して現地で食べたら、確実に数キロは太るでしょう(笑)。
 欧州のオリーブの漬物は美味しいそうですね。私は未だ国産品しか食べたことがありませんし、国産でも100gで700円以上もするのです!また欧州のヨーグルトも濃い味だそうですね。私がいつも食べている脂肪ゼロの国産品だと、低カロリーでも水っぽくあっさりしている。美味しいものほど高カロリーなのは哀しい。

 英国嫌いの私でも大英博物館は是非見てみたい。さらに入場料無料、写真撮影OKですか。世界各地の文化財を略奪したのは確かでも、人類にとって貴重な古代遺跡を保護しており、現地にそのまま残していたらバーミヤンの大仏のように破壊された遺物も少なくなかったと思います。

 興味深いのは以前に比べ、中国人観光客の人数が減っていること。日本に来ないのはともかく、欧州にも行かなくなったのは中国台頭の終焉が原因?ならば対日政策は強硬姿勢を変えないでしょう。
mugi
2013/05/03 21:27
mugiさん、こんにちは、
 オリーブの塩漬けは、欧州ならほぼどこでも、スーパーのグルメ食品部でも売っています。しかし、このように、地中海系人が経営する八百屋などの個人店の商品の方が、良質と思う。トルコ、ギリシャ、或はイタリア、スペインなどが輸出国と思うけど、普通原産国表示は無く、量り売りです。日本の梅干感覚ですが、種類も多く、本当においしいけど、値段は気にしていなくて、分らない。恐らく、梅干し程度と思う。昔から、せいぜい100g、200g単位で買っていたから、それなりに安くはないはず。それに塩辛いから、食べ過ぎは体に悪い。

 濃密ギリシャヨーグルトは、日本の森永が、小さい容器で160円とか、高値で売っているので、仙台のスーパーでも買えるはず。売っていなければ、普通のプレーンヨーグルトを木綿の袋に入れて、数時間水切りをすれば、ほぼ同じものとなります。さすがに、老体の小生には、偶に食べれば満足で、普段は今回の英国旅行中も、マンゴーとか、果実入りで柔らかい(水っぽい)ヨーグルトを食べました。これら果実入りも、実に美味。
 中国人、2年前は、傲慢に見えたけど、今回の英国で見かけた中国人は、一生懸命金儲けに専念し、将来の有事に備えるという感じでした。中国の先行きに楽観していない、移民先での定着と、蓄財に賭けている、という気がした(全くの憶測ですが、この中華スーパーの職員たちの表情は、必死という感じでした)。
 
室長
2013/05/04 09:09
続、
 ここで買った腐乳(フールー)は、帰国後食べてみたら、昔に比べて塩分が相当弱くなっていて、我々の感覚では、おいしくなっていた。中国本国でも豊かになったので、これを梅干し代わりに、ご飯をかきこむという生活スタイルではなくなったのでしょう。こういう食品の味付けさえ変わっていく、というところに、中国も発展途上にあり、徐々に変化していく、という先行きが予見できる気がする。
 日本は、逆に本来の姿に戻るべきでしょうが…後戻りするという考え方ではダメですよね。でも、ともかく日本国憲法は改正すべきです。安倍総理が長期政権を全うして、やり遂げて欲しいものです。
室長
2013/05/04 09:12

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