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zoom RSS 朝日新聞の一部記者は、金融緩和政策に賛同しているようだ!

<<   作成日時 : 2016/09/28 18:17   >>

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 さて、小生は最近アベノミクスによる財政政策(金融緩和を通じて、政府債務を相殺していく方針)を応援する記事を書いてきた(前回のhttp://79909040.at.webry.info/201609/article_2.htmlも、同じ趣旨)。ところが、自民党政権を厳しく批判することを、ほぼ社是としている朝日新聞では、財務省と同じ財政緊縮策を是とし、アベノミクス支持のリフレ派の理論を全て否定する論調を相変わらず説いている感がある。

 然るに、9月27日付朝日新聞は、日銀の黒田総裁が示した新方針「量より金利」につき解説する記事を掲載すると同時に、ヘリコプターマネー政策の提唱者バーナンキ前FRB議長の黒田方針への「好意的評価」について報道していて、注目される。
 以下に、バーナンキ・コメントに関する記事を要約する。(なお、最近の産経新聞電子版に掲載されているIronna欄では、田中秀臣教授によるリフレ派としての興味深い論点を紹介しているので、併せて参照いただければ、小生がヘリマネ方式に賛同する意味もご理解いただけると思う:http://ironna.jp/article/3257http://ironna.jp/article/3464

1.記事本文:★題名:「日銀新目標『ヘリマネに似ている』、バーナンキFRB前議長が、好意的に評価」
(1)バーナンキ前議長が、ほぼヘリマネと解説
  日本銀行が新たに導入した、長期金利を「ゼロ%程度」とする目標について、FRBのバーナンキ前議長がブログで、政府の借金を中央銀行が直接引き受ける「ヘリマネ政策」に似ているとの見方を示した。
  バーナンキ氏は、日銀の新たな金融政策の枠組みについて「デフレを終える目標への新たな決意が含まれており、おおむねいいニュース」と評価した。長期金利目標については、「最も驚きで、興味深い」と言及。「(中銀が政府債務を肩代わりする)あからさまな財政ファイナンス、いわゆるヘリマネに、日銀の黒田(東彦)総裁は反対を表明してきた」としながらも、「政府の借入金利を無期限でゼロに維持する政策は、財政ファイナンスの要素がある」と説明した。

(2)黒田総裁は、「政策協調」との表現
  一方、日銀の黒田総裁は26日、大阪市での記者会見でバーナンキ氏の指摘について問われ、「金融と財政の一体運営(と言う意味)なら、法制度はそうなっていない。相乗効果のあるポリシーミックス(政策協調)としては、何ら間違っていない」と述べた。
    (小生注:黒田総裁は、日銀法で禁止されているような、国債の直接引き受けは行っていないことを再確認してはいるが、他方で、政府と強調して、デフレ対策を行い、日本経済を成長させようとしているのだ、と言うことを言いたいようだ。

2.筆者である記者たちは、産経経済記者と同じく、リフレ理論に共感しているのかも
  この記事に関しては、最後にカッコ内で五十嵐大介=ワシントン、藤田知也・・・との筆者紹介がある。恐らくは、バーナンキのブログ記事を紹介したのは五十嵐というワシントンにいる記者で、藤田と言う記者は、朝日本社の経済部記者なのであろう。

  ともかく、朝日新聞社としては、ヘリマネ方式で政府がいつの間にか累積債務を解消していく方式に対しては、インフレを起こすという、古い経済学の常識にとらわれた感覚を持って、政府批判、アベノミクス批判を繰り広げている。
  ところが両記者の場合は、これとは違い、既に400兆円もの国債が日銀金庫内に凍結保存され、日本の累積国債は実質600兆円程度へと減額されていること、更には、消費税増税と言う間違った政策を見直し、増税延期で財務官僚を抑え込み、その上、補正予算を組んで、財政資金を更に沢山国内に回すという、積極財政を継続している安倍政権の方針に関しても、本当は妥当な政策として高評価しているのではないか?というのが、上記記事から受ける小生の印象だ。

  社上層部、或いは経済部の中での、うるさい意見を回避するためには、この記事のように、筆者たちの意見は皆無のように見せる必要があるようだが、このバーナンキに関する記事が、ページの一番上にあり目立つなど、なかなか印刷位置から見ても、両記者は、こういう米国の金融OBの貴重な意見に耳を傾けるだけの良識を有しているし、本当は、こういう意見に賛同しているのかも・・・と期待させてくれる。

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