NHK教育TV特集の非常識

 先ほどまで(04/26日夜)NHK教育TVの『日本と朝鮮半島2000年』という歴史特集番組を見ていて、相変わらずの日本人の「対外姿勢における無防備さ、お人好し」加減に、気分が悪くなりました。NHKには、海外生活経験のある(長い)一流のジャーナリストもいるはずなのに、対隣国関係史について、こういう不用心で、自国の歴史的な立場を貶めるような内容の番組を平気で制作し、放映することに呆れざるを得ない。また、局内にまともなインテリがいないのなら、しかるべき日本国内の有識者らに前もって見せて、ご意見を聴取するとか、もう少し用心深い制作態度が必要だろうと思う。

1.相互理解への強迫観念
 そもそも、NHK側の本番組制作意図が、恐らくは日韓両国民の「相互理解増進、友好増進に寄与する」というような、小生が2月14日付の記事(『個性尊重の罠』)で警鐘を鳴らしたような思考形式に縛られていることが問題だ。
 上記記事で小生が指摘したように、相互理解という思考様式は、共産主義者らによる宣伝工作のために作られた概念であり、またこれに乗せられ、彼らに迎合する形で、不自然にも日本の戦後社会の中で「強迫観念」のように拡大してしまった観念であり、何ら国際社会におけるつきあいの中で絶対不可欠でも、正しい理論でも、何でもないのだ。
 「外国とは『相互理解』の輪を広げるべきで、そのためには、軍国主義時代の日本の思考様式などは全て捨て去り、日本人の過去の傲慢さを一方的に懺悔すべきだ」などという思考様式こそは、戦後のGHQ=米占領軍が、日本国民に植え付けようとした、またそのためには、日教組の共産党的思想(左翼偏向思想)をさえ教育現場で優遇した、そういう左翼全盛時代の不自然な観念に立脚しているのだ。

2.愛国心、自尊心を欠いた歴史解釈などあり得ない
 まともに長く外国生活をしてみれば、どこの国家も義務教育とか、中等教育までの教科書などでは、自国の伝統とか、歴史とか、一般常識などを肯定的に解釈して、それらを通じて愛国心を形成するように教育するのであり、他国の歴史観とか、ましてやほぼ必ず敵対する隣国の歴史家の視点などを、最重要視して、自国市民を教育すると言うことは行わないのだ、ということは知っているはずだ。また、同様に、自国の電波で、他国の歴史家の言い分ばかりを、それに対する反論もなしに、一方的に流させるなどという暴挙は絶対にあり得ない、ということは、ジャーナリズムの中での常識であるはずだ。

 それをこのNHK番組の制作者達は、隣国の韓国学者に言いたいように言わせたり、過去の日本における歴史観を全面否定することにばかり精力を傾けた、まったく愛国心の欠けた政策方針を採用しているとしか思えない。

日本に伝来した仏教が、中国から百済に入った後、完全に百済国でいったん咀嚼され直した仏教であり(番組では、百済は単なる通過点ではない、と強調されていた)、この百済式仏教こそが日本の飛鳥時代の仏教であった、などと、あくまでも全ての歴史解釈を、韓国人歴史学者らの意見に迎合する形でしか提示できないような手法で、この番組は制作されているとしか思えない。
 百済の仏教が、それではどこがどれほど中国南朝の仏教から「進化」していたのか?あるいは、中国でサンスクリット語から漢語に翻訳された仏典が、どの程度百済で百済式に変わっていたというのか?百済の寺院建築技術が、どの程度中国式と違っていたのか?これらの点を詳細に検討しなければ、単なる通過点ではないとか、百済式に十分「進化」させられたモノだったとは、証明できないだろう。そもそも、この番組は、なぜ韓国学者に迎合的な日本人学者を採用して、1対1という、たった2名の学者構成で、しかも性格の弱い日本人学者を登用したので、韓国的視点しか残らない(数学的には2対0だったという印象だ)ような編集をなぜしたのか??また、これら百済からもたらされた仏典が、最初に日本に到達した文字で、日本における音訓双方を使う読み書きのやり方も全て百済のおかげ、という主張もなされた!日本における漢字の導入が、全て百済経由の仏典による、という主張にはどれほどの根拠があるのだろう?

 いくら、取材とか、素材入手の都合で、韓国側の協力を得た方が、画像の収集とかには有利だとは言っても、自国の歴史学者だとか、愛国主義者らとかの声をも意識しつつ、不用意に隣国(当然隣国同士は仲が悪いし、相手側は日本側に不利な歴史観を押しつけてくるはずと言う、そういう警戒心をNHKの取材班は何ら持っていないかのようにしか見えない。まるで、売国奴の心理だ)学者達の意見を採用しないように、気をつけるという意識が全く感じられない。平和ぼけで、アホ丸出しの、他国の宣伝工作に乗っかることを全く警戒しない、すなわち自国主張とか、自分自身の教養、自尊心についてはゼロの、お人好しで、いい加減な取材班としか思えない。

 小生が読んだ岡田英弘著の『倭国』(中公新書、07年3月34版)では、朝鮮の古代3国とか、倭国などは、中国各地から東に移住した華僑達が作った朝鮮半島内のコミュニティーが、更には、朝鮮各地の華僑コミュニティーから日本列島へと再移住した、華僑の再移住コミュニティーが、複雑に絡み合って形成されたという斬新な「華僑中心の東亜史論」が提起されている。岡田氏によれば、朝鮮語、日本語も、これら華僑達が単語としては現地語を十分取り入れつつ人工的に作った、文法的基礎は古代の各種の漢語である、全く新しい言葉であると論じている。この議論も、あまりにも中国中心主義で、小生としては眉唾としたいのだが、ともかく、古代史に関してもいろいろな仮説があるし、まだまだ韓国人学者の一方的な議論に迎合すべき段階ではないと小生は思う。それならば、簡単には、日本人学者達の立場を棄てない方がよいだろう。

3.歴史議論は、国家の威信、名誉をかけた一種の戦争
 先々週だったかに放送された、日本による「台湾統治の歴史」に関する前回のNHK特集でも、現地人の一部の偏向的な意見とか、そういう視点にばかり重点を置いて、日本側からの視点、歴史的位置づけに関する配慮を全くしていないような編集ぶりで、多くの日本人の心を傷つけたと思うのだが、今回の日韓の歴史に関する番組も、全く同工異曲の、自国の歴史観とか、誇りとか、自尊心とか、当然配慮されるべき「日本人の心」への配慮を欠いた編集ぶりには、驚くしかない。

 戦後の一時期流行っていた「一億総懺悔」議論の愚かさ、愚劣さを増幅するようなNHK局員の呆れるほどの常識欠如、自民族軽視、利敵行為への傾倒ぶりには、全く開いた口がふさがらない。こういう番組を、自国市民から「税金」として徴収した資金で制作するとは、NHKという放送局は「どこに良心があるのか?」と問われても仕方あるまい。

制作者サイドの心理を推測するに、要するに彼らにとっては「愛国心」というのは「良くない偏見」でしかなく、特に「日本人の愛国心」は悪であり、他方隣国側の愛国心とか、自尊心、偏見は、全力で擁護すべきものであるようだ。自国の歴史、自民族の自尊心、そういったものを一方的に捨てて、相手側のそれのみを尊重するのが、「相互理解、友好」への道筋だというのが、かつての社会党、日本共産党がばらまいた「強迫観念」だったが、そういう思考に慣れすぎた、戦後教育の悪影響を最大限に受けて育った世代が、この番組の制作者のチームを形成しているとしか思えない。情けない!!。

 この日韓の歴史2000年史は、シリーズとして10回もこれから放送されるらしいが、今回と同じ制作思想で材料集めしたり、対談をさせたりするようならば、全く韓国側の思想、思考ばかりが尊重される、見ていて気分が悪くなるような番組になることは、いわば自明のように思える。NHKの経営陣は、自局のジャーナリスト達の思想偏向に少しは危機感を持って、内容をよくチェックすべきであろう。


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この記事へのコメント

2009年04月27日 02:34
NHKに対するささやかな反抗として、自分はこの機会に、
『台湾人と日本精神』 蔡 焜燦(著) (小学館文庫)
をコツコツ広めたいと思っています。
NHKが押し付ける「歴史」とは違う「歴史」もあります。
読みやすく、感動的な名著です。
お読みでなければ、ぜひ御一読を。
2009年04月27日 04:05
あさんへ、
『台湾人と日本精神』は、知りませんでした、そのうち読もうと思います。何しろ小生、専門がバルカン半島で、アジア史に関しては、これまで十分勉強できていないのです。そういえば、韓国論に関しては、台湾出身の黄 文雄著の『韓国は日本人がつくった』という本(WAC文庫、2005年)を読んで、韓国人学者らの意見が偏っていて、事実無根だらけであることを知りました。この本もNHK職員らはよく読んでから、このシリーズを制作して欲しいと思う。
mugi
2009年04月27日 22:23
 記事を拝見いたしましたが、全く同感です。そもそもNHKと韓国の放送局は同じビル内にあり、日本の主要新聞社も同じ状況となっていることをネットで初めて知りました。だから犬HKとネットで叩かれるのです。
 私は件の番組の予告だけ見て、おそらく完全に隣国の史観に添った展開となる予感がしたので、あえて見ませんでした。やはり私の予想した内容になったようですね。昨日の朝、この番組の予告を見ただけで不愉快でした。元から私はあまりTVを見る方ではありませんでしたが、最近特に番組偏向が鼻につき、もうこのような“国営”放送など無用だ、受信料など払いたくないと切に思います。

 私のNHKのお気に入りの番組で「日曜美術館」がありましたが、今年の春から司会者が姜尚中のような在日に変わり、以降見る気も起きません。己の出身国には何も言わず、居丈高に居住してる国の非難をするのは世界でも在日かユダヤ系くらいですよ。昭和一桁生まれの母の話では、同年代の友人達も最近のTVは全くつまらないと言っているとか。非常識な番組を無視するのは、私なりのささやかな抗議なのです。
2009年04月28日 00:28
mugiさん、コメントありがとう。外国生活経験のないmugiさんに、外国生活暮らしの利点をいうのは、少し気が引けますが、あえて言わせてもらうと、海外生活してみて初めて、日本人の思考の不自然さとか、世界レベルでの非常識を認識させられることが多かったです。
自国の歴史を、愛国主義的視点で叙述するのは、極めて当然で、それこそ独立国の権利みたいなものです。ただし、韓国、中国のように、あまりにもねつ造された「事実」に基づく「反日」感情に頼る教科書などは、欧洲では強烈な対抗手段を執られるから、まずあり得ないことです。
日本人も、歴史的事実の解釈権という面では、それなりに「愛国主義精神」で当然という、国際常識を持つべきなのです。事実のねつ造とか、「そうあって欲しい」という願望に基づいて、「歴史改ざん」することは良くないことですが、韓国の時代劇をいっぱいDVDで鑑賞している小生は、何となくそういう側面を感じています。
2009年04月28日 00:33
(続き)とはいえ、日本の時代劇も、時代劇小説に基づく場合が多く、そういう著者達は、現代的視点から、色々味付けしたり、当時の人物の心理を推理して小説を書くので、怪しい面はいっぱいありますよ。所詮小説ですから。篤姫だって、相当脚本家が、「自由に」創作した人物像となっているそうですし。しかし、時代劇小説は、それなりに楽しいではないですか。韓国時代劇も「小説」としてみれば、楽しいです。Red Cliff IIも映画館で見て、面白かったけど、どこまでが真実に近いかは、相当怪しいと言わざるを得ない。とはいえ、衣装とか、武器とか、それなりに当時の雰囲気を感じることができるような楽しみがある。
脱線ばかりしましたが、要するに今回のNHK教育TV番組・・・ひどすぎです!受信料も、本当に払いたくないですが、「税金」ですからしょうがなく支払っています。でも、民営化して、倒産させてやりたい。そういう政策の政党現れないですかねー!!
mugi
2009年04月28日 23:11
 外国生活経験のない私からすれば、外国生活暮らしをされた方のお話は貴重で、とても参考になることが多いものです。ただ、同じ海外生活体験を語るにしても、ある人の話はとても面白く、他方不快になる例もある。後者の典型は先日私のブログにコメントしてきたネパールかぶれ、何かと外国(殊に欧米)を持ち上げ、日本を叱るというタイプ。この類は大抵その国をろくに理解もしておらず、内容は底の薄い思い込みばかり。己の自慢話やこけおどしが目的だと私は見ています。滞在した国の良い面、悪い面を含め、事実をありのままに紹介するといった書き方をする方は意外に少ないように思えます。マンセーするか、貶しつけるかの二極に分かれるのが、心なしに日本人に多いような…
mugi
2009年04月28日 23:12
続き)私は韓国時代劇の鑑賞体験皆無なので、論評は出来ませんが、日韓に限らず歴史ドラマは時代劇小説に基づく場合が大半なのではないでしょうか?ハリウッドの史劇も無茶苦茶だし、欧州歴史映画も相当怪しい。それでも史劇を見るのは歴史好きの楽しみだし、「あ、ここ違っている」などとツッコミを入れながら見るのもまた一つの娯楽でしょう。ブログネタにもなりますし(笑)。

 今回のNHK教育TV番組に限らず、NHK総合TV特集もひどいものがありますよ。私は未見ですが、台湾と日本との関係を扱った番組もまたネットでかなり非難されています。こんな番組、他国ならタダではすまない。プロデューサーの家に銃弾を打ち込まれたり、放火されたり。
 日本のTVに登場する知識人が盛んに唱える多文化共生くらい、厭わしい言葉もありません。「愛国主義精神」などと口にしたら、たちまち右翼のレッテル張り。本当に隣国の走狗と言いたくなります。
2009年04月29日 00:06
外国生活体験が、人間の成長に不可欠のように思いこんでしまうのは、もちろん馬鹿げていますね。mugiさんの場合、物事を正確に判断することができるのですから、たいしたものです。そういえば最近、ノーベル賞受賞した方で、英語一切ダメという方がおられて、演説も日本語でやる(ダメなら欠席)と言ったら、ノールウェーの財団の方も譲歩して、日本語演説を認めてしまった。それでいいんです。中国人の偉いさんも、ほとんどの人が中国語しかできず、通訳を使いまくっている。もっとも、通訳などもやったことがある小生が思うには、通訳できない事柄とか、場合が多くて、結局文化、歴史、習慣、その国々の人間の思考方式、などなどを勘案して、総合的に見ていかないと、簡単には会談内容も上手に伝えられないと思う。要するに短時間に通訳できる範囲は限定的で、外国人同士の会話は、双方ともがお互いに同じ文化圏(欧州内)に属さない限り、うまく成立しないと思う。
mugi
2009年04月29日 22:22
>mugiさんの場合、物事を正確に判断することができるのですから、たいしたものです

 お褒めの言葉を頂き光栄ですが、私の判断力などたかが知れています。せっかちで早とちりすることもしばしばなので、これは買いかぶり過ぎです(笑)。

 私が好きな作家の1人に塩野七生氏がいます。塩野氏はエッセイで「英語を話すサルにならないために」という、英語が流暢でも一般教養もない日本人を痛烈に非難していました。上記番組に登場した韓国学者に迎合的な日本人学者やNHK製作者などもそう。「日本の知識人は、バカやアホが多い」と酷評したブロガーさんの記事に、私も同感します。
http://hkuri.iza.ne.jp/blog/entry/1012734/
2009年04月30日 06:56
塩野七生氏は、小生も好きな人ですが、彼女は現代イタリア語の他に古代のラテン語も徹底的に学んだのだと思う。なにしろローマ帝国の歴史を、膨大な原典の書物を読みこなして書いたのだから。
外国語をどの程度習得できるか、は本当に、各個人の差が大きい。小生の場合は、読む能力の習得は早いほうですが、しゃべること、聞くこと、書くこと、の3つは、本当に苦労する。「英語を話すサル」程度になるのも、それなりに最低限の才能がいるとは思うけど、やはり留学している日本人などで驚く例は、「本を読めない人がいる」こと。相当易しい英語の小説を、ある人に貸してやったら、いつまでも返さないので、催促したら、最初の10ページも読めなかったらしい。
こういう人は、日本語の本さえ、あまり読めないのではないか、わざわざ留学する意味はないのではないか、と思ってしまった。
2009年04月30日 06:57
(続き)英国にいるジャーナリストで、小生に長々と電話で取材するので、30分くらいたって、「あのー、あなたもジャーナリストなら、現地の英語新聞くらいは読んで、自分の意見も形成してから、意見交換という形で質問するのがジャーナリストでしょ。既に30分、あなたはともかく、質問ばかりで意見は言わないし、自分自身が勉強した形跡も示さない。しかも日本語で取材している。それではジャーナリストなどといえませんよ」と説教してやったら、大いに切れていました。これが確か、時事か共同の「記者」だったので、あまりの程度の低さに小生は呆れた!!
ともかく、どこの世界にいても、ダメな人はダメということです。
mugi
2009年04月30日 23:28
 塩野七生氏に、その作品を読まずインタビューした日本人記者がいたそうです。一方、韓国人記者はちゃんと「ローマ人の物語」を読んでなかなかいい質問をしていたとか。この日本人記者には全く呆れますよ。

 私自身、学生時代英語苦手で、「英語を話せないサル」程度かもしれないので、人様の事は言えません(汗)。しかし、あなたに取材した在英ジャーナリストの話、本当に信じられません!この人、何年滞在しているのか、年齢も不明ですが、これで時事か共同の「記者」?
 元フルブライト留学生で国立大教官をしていたと自称するブロガーの記事を見ても、本当に学者をやっていたのか、と言いたくなるレベルの低さに驚きました。30代半ばでカトリックに入信したのは結構ですが、「知識があると、モノが見えなくなる」「理解するのではなく感じて、楽しくなれば良いのです」と書いており、このような人が本当に教官をやっていたのなら怖い。
2009年05月01日 10:12
小生がアイルランドにいる頃、在英の恐らく時事通信記者が、そういう行動だった。北アイルランド問題(これは本来、現在英領だし、英国内の新聞でも、それなりに情報はあるが、在英記者なら北アイルランドのユニオニスト、ナショナリスト双方の新聞に目を通すべき。また、アイルランド国内の情勢なら、あるいは北アイルランド問題に関しても、Irish Timesが最良の情報源。
そういう新聞も、英字紙だから、ほぼ誰にでも読めるはずだし、少なくとも通信社記者なら、読んでいるべき。ところが、何も自分では勉強せず、しかも現地人に英語でインタビューもせず、日本語のみで取材をすまそうとしていたことは明白でした。
2009年05月01日 10:13
(続き)同人は、非常に頭に来たらしく、他の記者らをたきつけて、小生を貶める作戦を展開しようとしたが、結局は周囲の在英記者達からも「おまえがバカだ」と相手にされなかった模様。その証拠に、1日後に「読売新聞の在英記者」から小生に電話があり、同人の質問に小生が適正に対応したら、普通に「ありがとうございました」と述べ、10分間で取材は終了したのだ。要するに小生が、単に傲慢でも、不親切でも、何でもない常識人だと分かったらしい。
概して、通信社系には、単に早く情報を流す機能のみが重視されるのか、じっくり勉強する人材は少ないし、元来が現地在住の邦人を安い給与で雇い上げる場合もあり、頭脳のレベルが必ずしも均一ではないらしい。

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