スポーツ英雄と兵役義務

  五輪のせいで、ついついスポーツとか、愛国心とか、そう言うことを考えてしまいがちです。隣国では、金メダルとか、日韓戦に勝てば「兵役義務免除」という特権も与えられるとか。

  ところで、英国在住の日本人tnaさんのブログは、小生かねがね感心させられる記事が多く、愛読させていただいているのですが、クロアチア人のテニス英雄が「兵役義務を普通にこなした」という視点で、本当の英雄のあり方というものを提示する、素晴らしい記事を書いておられる(http://tna6310147.iza.ne.jp/blog/entry/2789139/)。

  この記事では、ウィンブルドンでの決勝で、このゴラン・イワニセビッチというクロアチア人のテニス英雄が、国民の関心・世論を一身に集めることで、クロアチア対セルビアの「内戦時の戦争犯罪人」を、こっそり(大盛り上がりのテニスの話題の裏で)EU戦犯法廷へと移送することにも役立ち、国難を救ったというエピソードまで、上手に言及している。
  バルカン半島における20世紀の恥部は、多くの民族浄化事件とか、相互の大規模殺害事件などを含む、血腥い側面があり、しかもそのような事例が1990年代という、20世紀の最後の時期に生じた、と言う面でショッキングきわまるとも言える。他方で、そのような事態を、少なくとも国民の心理的痛み(戦犯(国民にとっては英雄という側面もある)引き渡しという)を和らげるためにも、ウィンブルドンというスポーツの決戦での、「奇跡的な」優勝を果たしたゴランという人物の存在が役だったという。そして、そう言う「英雄」だった同人は、「国家への義務は、回避しない」として、普通にその後兵役義務をこなしたという。

ちなみに、李明博大統領が、いつもの韓国政界のやり方で、身内の汚職なども出て、ボロボロの政権末期に至り、やはり起死回生の「反日英雄」を目指して、竹島に乗り込むという。捏造歴史で、他国の領土を不法占拠しているのに、自分の一族の恥辱を晴らすために「反日英雄気取り」を利用、演出するという。
  朱子学が未だに生きている、不思議な隣国の不思議な「演出続出、捏造歴史路線の更なる逸脱、脱線ぶり」には、呆れてものも言えない。兵役義務一つを取っても、クロアチア人の爪の垢でも飲めと言いたい。

この記事へのコメント

mugi
2012年08月11日 22:14
こんばんは。

 今回の記事で取り上げられたクロアチア人のテニス英雄のお話には感心させられました。私も含めバルカンに浅学な一般日本人ならクロアチアといえば、つい20世紀末の凄惨なセルビアとの民族紛争を連想してしまいます。私はあまりオリンピック試合を見ていないのですが、このようなエピソードを聞けるのも、この時期ならでは。

 さて、隣国は相も変わりないですね。呆れてものも言えないのは日本政府のほうではないでしょうか?竹島を韓国が武力占領始めた頃、当時の自民党政権はなぜ何も言わなかったのか、実に不可解です。領土問題というのは実際は軍事力がモノを言うし、実質支配した方が勝ちになりますが、何も言わなければ進呈したと同じです。あの枡添要一も竹島は韓国にあげた方がよいとまで民放で言っていました。

>>兵役義務一つを取っても、クロアチア人の爪の垢でも飲めと言いたい

 犬が木に登ることのを期待するのと同じでしょう。本当にインドのパールシーとは雲泥の差です。パールシーは合法移民という事情だけでなく、民族気質からして根本的に違っている。
2012年08月12日 08:56
mugiさん、こんにちは、
 実を言うと小生自身、日本の戦後史については詳しくない。そこで、手元の角川『日本史辞典』を開いてみたら、面白いことに気付きました。
 李承晩(イ・スンマン)は、米国帰りの政治家で1948年から政権を握ったけど、1950年には朝鮮戦争に見舞われ、この戦争後の1952年に、李承晩ラインという経済水域を勝手に宣言し、竹島を不法占拠しました。
 その頃、日本の政治は、自由党の吉田茂が握っていたと思うけど(1950年3月自由党創設)、その自由党から鳩山派が分裂したのが、1953年3月で、11月にはこの鳩山派が「日本自由党」を結成しています。更に、1954年11月には「日本民主党」と改名。つまり、鳩山家が、吉田茂に背いて、左派の社会党などにも日和っていたらしい。また、自衛隊が正式に発足したのは、1954年
2012年08月12日 08:56
(続)
ということです。
 確かに、領土問題に関しては、口先で抗議を繰り返すよりは、きちんと軍事力で対応すべきですが、自衛隊も発足していないし、憲法解釈とかで領土侵犯されたら、自衛隊がすぐに出動すべきとか、どの領土を自衛隊が守るかとか、そういうことをきちんと国会で議論していたのかどうか??
 戦後のこの頃、日本では左派の社会党、共産党勢力が強かった。
 要するに、独立を取り戻した日本が、よちよち歩きの時に、吉田茂に反抗して、容共派の鳩山派が民主党を立ち上げたり、保守系が分裂していたし、自衛隊はよちよちで戦える組織となっていなかったし、吉田茂も経済復興にかけていた。
 小生が知る限り、国際共産主義に秋波をおくり、ソ連、中国などから金をもらっていたらしい政治勢力は、社会党、共産党の他に、河野一郎という容共派がいる。子息河野洋平こそが、慰安婦問題の存在を認めるという売国行為の人物。外国(共産圏)から平気で金を受け取っていたのが、河野家です。鳩山家も、小生は怪しいと思う。少なくとも、吉田茂の足を引っ張り、ソ連などの利益に奉仕したらしい。
 何れにせよ、戦後史を見てみれば、自衛隊が戦える組織でなかったこと、今でも戦える組織となっているのか??など、領土問題が生じる度に、もっと毅然と軍事力を使うべきと言う、我々の焦燥感は募るけど、それがそうなっているか怪しいのが、尖閣列島での対応からも見えてくる。鳩山家という、怪しげな家系によって、我が国益がどれほど損害を受けていることか。河野家も、万死に値する国賊です。

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