それを言うなら韓国人も同罪だ!

 さて、朴槿恵(パク・クネ)大統領による韓国在外公館、在外韓国人団体なども動員しての「反日宣伝工作」、「告げ口外交」の害毒がやまないなか、小生が従来から注目してきた在ウィーン国連担当日本人記者(同人には「統一教会」信者であるという、小生から見て少し怪しげな側面もあるが)のブログ(ウィーン発コンフィデンシャル)で、外国在住者にしか見えない韓国の異常な行動に対する違和感が指摘されている。この記者は、第二次大戦時における日本国、日本軍の行動を非難するのであれば、当時「日韓併合」状態の中で、「日本国民」として行動していた韓国人・朝鮮人の行動は、日本国民として同罪なのであり、日本国民と同じ責任を負うべき立場にある、との見解を示している(http://blog.livedoor.jp/wien2006/)。

1.慰安婦と彼らを抱いた軍人とは?
 小生が上記記事に、さらに敷衍したいことは、特に「慰安婦」に関してだ。当時の日本国の法制の中では、売春は犯罪ではなかったし、「芸者」を集める女衒(ぜげん)、売春宿を営む売春業も違法ではなかった。そういう社会状況の中で、「慰安婦、芸者」として業者や女衒(朝鮮では朝鮮系業者)が貧しい地方(東北その他の日本各地、朝鮮各地)で若い女性を徴募して、中国戦線、或は南方戦線まで連れて行ったことは確かだが、その制度は基本的には合法的な商業形態の一つだった。 また、女性たち自身の選択ではなく、親が業者から金を受け取り、娘を犠牲にして、残った家族の家計を補ったのだということ。この女性たちは、日本人も、韓国人も同じ待遇で遇されたし、朝鮮各地で日本の警察とか軍隊が直接徴募に関与したとか、「強制連行した」とかいう事実を示す「証拠」など一切ないということ。

 韓国における元慰安婦からの直接の聴取においても、多額の金銭(20円ほどの小さい金額もあったらしい)を家族が受け取り、「売られた」との両親への恨みとか、その後も弟、妹の教育費への援助として海外からも相当金額を送金していた、などの証言はあるが、現地において日本軍人から暴行を受けたり、受け取る金額に不満があった、などの証言はほぼないことなどが印象に残る。要するに「慰安婦」或は「芸者」は当時日本人と韓国人がともに従事した「職業」の一種であったし、むしろ人数的には日本人の方が多かったと調査結果は示しているし、総数は2万人(しかもこのうち、日本人の方が朝鮮人より若干多数派)で、韓国が主張する20万人はあり得ない数字でもあるということ。最近韓国紙などが引用するマスコミ御用達の「元慰安婦」は、じつは中国、南方などに送られた元慰安婦でも何でもない「嘘つき老女」ばかりで、細かく訊問されるとぼろが出るので、慰安婦賠償請求運動団体なども、議論が細かくなるとすぐに会議を打ち切り、連れ出すとも言われる。

 ともかく、朝鮮人も日本軍人となっていた例は少なくない(朝鮮半島では徴兵制度が実施され無かったので、志願兵とか、士官学校出の将校など)。日鮮同祖論が言われたせいで、朝鮮は日本本国と合併状態、朝鮮人も理論上は日本国民だった。他方で、台湾は日本の領土(植民地)で、台湾人はいくら日本語ができても、完全な日本国民扱いはされず、いつも朝鮮人よりは下の存在だったという。(朝鮮人も、やはり実質は、日本人より下、台湾人よる上という位置づけが普通だったというが。)

 慰安婦という用語は文語で、当時はあまり知られておらず、昔の軍人らはPさん(prostitute=売春婦の意味らしい)と呼んでいたという。売春宿は「P屋」と呼ばれ、招集された兵隊たちは、その給与の約1/3(1回の料金が5--10円?)をP屋で使っていたらしい。

 結局、P屋で、あまり多くもない出征兵士の給料の1/3が消費されていたらしいし、P屋を利用した軍人には、実は日本兵も、朝鮮兵もいたのだ。朝鮮系日本軍兵士が、日本人系日本軍兵士同様に、「慰安婦」を買って「心と体を慰めていただいていた」し、その「慰安婦」の半数強は、日本の貧しい家庭から「売られて、年季奉公していた娼婦」たちであった。(ちなみに、中国大陸とか、東南アジア=南方に出かけた「慰安婦」、「P屋」と日本国内、朝鮮半島、満洲に合法的に存在した「芸者屋、遊郭」との差異は、前者の顧客が軍人だけだったという以外には、ほぼ全くないはずだ。)

 さて、慰安婦に関する小生の見解を少し詳しく述べさせてもらったが、その理由は、今回の「ウィーン発コンフィデンシャル」記者さんの記事内容が、これまで小生も思いつかなかった韓国の「反日理論の欠陥」を突いているからだ。そして、「朝鮮人も同罪」、という視点から見れば、朝鮮系軍人も「慰安婦を抱いていた」としか思えないから、上記の記述となった…すなわち、朝鮮人も「慰安婦のお世話になった、同罪」ということ。

2.墺も、ドイツと同罪であることを、1990年代になってようやく認めた:韓国も早く「歴史の事実」を認めよ
  (「ウィーン発」記者の記事は、上記のアドレスで全文をお読み願いたいが、面倒と思う読者のために、さわり部分を下記に転載しておく。)
 オーストリアは戦後、「ヒトラー・ナチス政権の戦争犯罪はドイツ軍の責任であり、戦争時にはわが国はドイツに併合されていた。わが国はナチス政権の最初の犠牲国だ」と久しく主張してきた。

 オーストリアにとって幸いだったことは、「モスクワ宣言」(1943年11月)がオーストリアをナチス政権の犠牲国と認定したことだ。同宣言はルーズベルト米大統領、チャーチル英首相、スターリン・ソ連首相の3人によって公表された声明文で、第2次世界大戦中の残虐行為を戦争犯罪と指定し、主にドイツ軍将兵とナチス党員がそれに該当とする明記している。オーストリアは1938年、ドイツに併合されたが、「モスクワ宣言」で「オーストリア併合」は無効と宣言されたのだ。

 オーストリアは「モスクワ宣言」を唯一の拠り所として世界ユダヤ協会からの戦争責任の追及をかわしてきた。しかし、ワルトハイム大統領(任期1986年7月~92年7月)の戦争責任容疑問題が国際問題となり、同大統領自身は戦争犯罪の関与を否定したが、再選出馬を断念せざるを得なくなるなど、世界ユダヤ協会や国際世論の圧力が高まっていった。

 そこでフランツ・フラ二ツキー首相(任期1986年6月~96年3月)はイスラエルを訪問し、「オーストリアにもナチス戦争犯罪の責任がある」と発言し、ユダヤ人民族に初めて謝罪を表明した。同発言はオーストリア・イスラエル両国関係を正常化に導いた「歴史的な発言」として高く評価された。オーストリアが「犠牲国」から「加害国の一国」(Mittaterschaft)」と歴史の見直しを下した瞬間だったのだ。

 ここまで書いてくると、オーストリアの戦後の歴史は、反日攻撃を繰り返している韓国の歴史とよく似ていることに気が付く。

 韓国はこれまで日本軍の戦争の犠牲国と主張してきたが、日本が戦争を始めた時、韓国は既に日本領土であり、多くの朝鮮人青年が日本軍兵士として戦った。朴槿恵・現大統領の父親、朴正煕(大統領)は日本陸軍士官学校を卒業後、満州国軍歩兵第8師団に配属され参戦し、満州国軍中尉で終戦を迎えたことは周知の事実だ。

 ヒトラーに強制的に併合されたとはいえ、多くのオーストリア人はヒトラーを歓迎し、ナチス軍兵士として戦争に参戦したように、韓国も日本に強制的に併合されたとはいえ、戦争時、日本軍と共に戦争に参戦した事実は変わらない。そしてオーストリアが久しく犠牲国を主張してきたように、韓国も同じように犠牲国を主張し、これまで「正しい歴史認識」を意図的に避けてきた。

 犠牲国を装ってきたオーストリアが最終的には戦争責任を認めざるを得なくなったように、韓国は本来、オーストリアと同様、「犠牲国」役を放棄し、戦争責任を認めなければならない。それこそ朴槿恵大統領が頻繁に主張する「正しい歴史認識」だろう。韓国の反日攻勢は日本の戦争責任を追及するというより、自国の戦争責任への追及をかわす戦略ではないか、といった疑いすら浮上してくる。

この記事へのコメント

mugi
2014年02月05日 22:07
こんばんは。

 先のフランスでの漫画展は実に不愉快でしたね。嘘つき老女たちの証言のひとつに、旧日本軍のジープに乗せられ連行された…というものがあります。しかし、旧日本軍にジープはない!ジープならば米軍が使っていたし、おそらく朝鮮戦争時でしょう。恥ずかしながら、私はこれもネットで知った次第です。

 韓国系米国人は米議会でも活動を続けており、現地の日本大使館は何をしている?と言いたいですね。韓国にはオーストリアのような「正しい歴史認識」は決して望めません。私のお気に入りサイトで、「「人類みな兄弟、話せば分かる」は日本を壊滅させる理想論」」という記事があり、管理人の主張に全面同意します。
http://www.bllackz.com/2014/02/blog-post_5.html

 フランスと言えば、オスマン帝国時のアルメニア人虐殺を糾弾していますね。トルコ政府がこれにアルジェリア独立時での百万人虐殺をあげて、抗議したことがあります。この数値も水増しの可能性があるにせよ、日本政府高官がトルコの気概を少しでも見習ってくれるのを願うばかりです。
2014年02月06日 09:08
こんにちは、
 悔しいことに、欧米社会は、自らの弱点とか、論理矛盾を突かれてもあまり反省しないという、強い自我意識があります。
 だから、「それを言うならお前たちも同罪だ」と言っても、知らんぷりするでしょう。結論を言えば、我々も、そういう妄言にはなれて、断固はねつける態度をとるべきということ。

 例えば、以前小生が述べたように、1973年秋のNYでは、我々が出張時に利用するような中クラスのホテルのロビーでも「売春婦」たちが大勢たむろしていたし、70年代の西欧でも、蘭の「飾り窓」のほか、夜11時以降なら、ウィーンの中心街でも街娼が立ち並ぶとか、一定のカフェには売春婦がたむろするなど、ほぼ公然たる売春の「半公認」状態がありました。パリのモンマルトル地区なども、売春が盛んで有名だった。東欧共産圏から逃げてくる女性たちが、自立のための金を稼いでいるという例も多かった。

 80年代初頭のハワイでは、電話帳に「エスコートサービス」という項目があり、ここに電話すれば、女性とのデートが予約できました。ドイツでも、大衆紙の広告欄とかに、「エスコートサービス」の電話番号が並んでいた。ギリシャでは、60年代末には、アテネの中心街のアパートの、地上から直接インターホンをならせる半地下の部屋には、女性名の名札が明示されていれば、売春婦の部屋である、と先輩から説明を受けたこともある。
 要するに、先進国で富裕なはずの西欧でも、少し貧しいギリシャの首都でも、或は米国でも、半公認の売春制度は存在したし、恐らく今でも存在すると思う。

 そして、戦前の日本では「公娼制度」があった。西欧でも、米国でも、恐らく売春はさほど珍しくもなかったし、みなが貧しかった第二次大戦中には、どこでももっと売春は盛んだったはずです。
2014年02月06日 09:16
(続)
 それと同じ話なのに、日本軍が「強制連行した女性たちに、売春を強制させていた」という風に脚色されると、その事実関係には、欧米人は大して興味もなく、弁明は全て嘘扱い・・・・多神教徒ならそのくらいやると、そう信じてしまうのでしょう。韓国人のウソが、普通に信じられるのも、キリスト教会などのチャンネルが上手に使われているからと思う。
 韓国人がいかに嘘つきか、中国、韓国などの儒教思想では、最高の理念が「忠孝」だから、一族、或はご主君の名誉とか利益になるなら、どういう嘘も平気でつくのだ・・・そういう社会なのだという、歴史的な説明をしていかないと、彼らが全くの嘘つき民族だということが国際的に理解されないでしょう。
 一番小生が腹立たしいのは、新聞、テレビなどで、「何とかして、韓国、中国との関係を改善すべく、政府は努力すべき」という結論が、今でも頻繁に述べられていること。相手が攻撃している段階では、こちらは反論し、突き放し、一切こちらから改善への努力などせず、相手への反撃、攻撃の手段を増大しない限り、相手は日本など何時でも簡単に攻撃再開できると安く踏んで、威張って「首脳会談」などと言って、手を差し出すでしょう。相手が、反省し、謝らないなら、絶対首脳会談なども、こちらから蹴る、そういう決意で臨むべきです。
motton
2014年02月06日 13:07
>日韓併合を無効宣言するような外交文書が当時、存在しないことだ。

カイロ宣言に『朝鮮ノ人民ノ奴隷状態』とあるので、奴隷には責任がないと朝鮮人は言うでしょう。

オーストリアは文明国(国民国家)であったので国の行為に対し国民に責任がある、朝鮮人を未開人だったので責任がない、と言うに等しいのですが、実際に事実ですからね。(個人の戦時の犯罪は別です。)

靖国問題で A級戦犯に拘るのも根はここにあります。
国民国家でない専制国家においては、支配者に全ての権利と責任があり、非支配者にはどちらもありません。
なので、中国人や韓国人には、戦争指導者(A級戦犯)が悪くて日本人は悪くないというのは、まだ受け入れられる範囲なのです。そうしないと平和条約の意味が分からない未開人なので、報復感情を抑えられないのもあります。
一方で多くの日本人は指導者を国民の代表と考えるので、指導者に全責任を押しつけるようなことは出来ません。

面倒なのは、文明国(国民国家)であるはずのアメリカが中韓に近い考え方であることです。
本土戦が南北戦争しかないので、平和条約の意味が分からないし、戦争を善悪二元論でしか考えません。国土が豊かで平和なので貧しさや厳しい国際環境も分からないし、アジアを未熟に見る傲慢さもあります。
2014年02月08日 18:03
mottonさん、
 専制国家で国民国家でない場合の、国民心理故に、国民には責任感がない…面白い解釈ですが、小生には、そこまで低劣な奴隷根性として、今の中韓国民を免責してやるのは、乗り気ではない。
 スマホ普及率も高い両国ですから、もう少しましなレベルの政治感覚を期待したいものです。とはいえ、汚職などへの感覚も含めて、中韓両国の市民たちの感覚は特殊で、儒教王朝時代と連続する感覚の根強さには、呆れるばかりというべきかも。とはいえ、最大の障害は、一方的な歴史教育、歪曲史観の蔓延です。

 以前小生が、セルビア、マケドニアに関する記事で、偏向歴史教育のもたらす弊害に焦点を当てたように、国民全体が嘘の歴史観で塗り込められ、そこから逃れられないことが起きる。現代のマス教育の現場で作り出される国民の「常識」となった史観というものは、本当に厄介です。本当の歴史の真実を見ようとしなくなるから。

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