テーマ:社会主義の欠陥

清貧思想への後退は、良くない選択

28日にBlogosというブログ記事を元に編集されているサイトで紹介されていたある記事は小生が09年7月に書いた「清貧思想の勘違い」という記事( http://79909040.at.webry.info/200907/article_4.html )との関連でも、興味深い内容を含むので少しご紹介したい。 1.在米日本人ビ…
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ソ連型社会主義の欠陥に関して講演

最近小生は、友人が主催している、ある市民講座で講演をしました。  小生がこのブログ「ブルガリア研究室」で、これまで特に力を注いで情報公開してきたことに関して、1時間30分ほど(最後の15分が質疑応答)しゃべりました。題名は、「ソ連型社会主義の欠陥:物資欠乏社会」というものです。  しかし、小生の力不足というか、講演は必ずしも成功…
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大東亜戦争に関する新常識!?その一

  東日本大震災の影響で、上下水管破断の不便から逃れるため、小生は3月半ばから、4月下旬頃まで、実質的には田舎で疎開生活をしていた。その間、ネット環境とは切断されたため、読書三昧という、逆にすばらしい環境を得ていた。  その、乱読というか、買ったのに積んどくだけ、という憂き身にあっていたかわいそうな本を読みまくった中で、まず第一…
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「研究室」テーマ別分類⑥

テーマ別分類の⑥です。 9.米国、南北アメリカ 作成日時 : 2008/06/04 題名:帝国主義の「国王」に近づいている米国大統領 参考書:越智道雄著『なぜアメリカ大統領は戦争をしたがるのか?』(アスキー新書) 1.帝国的大統領制   外政面での権限拡大を利用して大統領権限が拡大されてきた。 2.オ…
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虚構の計画経済⑧

さて、本件「虚構の計画経済」シリーズで、小生は、主としてソ連型社会主義体制への批判、或いは、「計画経済、科学的社会主義」と称した経済政策、経済に基礎を置いた社会政策の欠陥ぶりを、詳細に論じてきた。理論としてよりも、実際にブルガリアという国で、長年ソ連型社会主義の欠点、欠陥ぶりを観察してきた人間として、厳しく全てを白日の下にさらし、未だ…
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虚構の計画経済⑦

 前回中国が、IT技術が完成して、安価に大量の情報を管理できる時代に、社会主義という制度を再編成して、経済的には資本主義的手法を取り入れて自由化すると同時に、政治思想としては、共産党一党独裁という体制を堅持して、引き締め、国民の「心を監視する体制が強化され」たことを述べた。経済を自由化しつつも、思想、心に対する自由化は拒否して、監視体制…
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虚構の計画経済⑥

 さて、今日は、中国型の新しい社会主義体制が出現し、これがPC技術という新しい技術革新を上手に利用することで、社会主義の非人道的、人間性無視の体制、秩序が永続される危険性に関し、指摘したい。  PC技術が完成し、普及する以前の、丁度良い段階で、ソ連型が崩壊したのに比べ、ようやく89年頃から「先に富むことができるものから富むべきだ」とい…
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虚構の計画経済⑤

 最近、もう少し社会主義の欠陥に関して、思い出したことがあるので、書こうと思います。本当は、2月の記事としたかったのですが、日曜日に読む人も多いと思い、出し惜しみしないこととしました。 1.都市居住権  1月24日付産経紙には、「日曜日に書く」の欄で、『中国にある8億人の植民地』という記事が掲載されています(筆者は、上海支局…
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虚構の計画経済④

 虚構の計画経済③の続きです。  今回は、純粋には経済の話ではないですが、社会主義時代のブルガリアを物資欠乏と共に悲惨で暗いものと化した独裁者トードル・ジフコフ指導下のブルガリアの社会政策がもたらした害悪に関し、紹介しようと思う。  ジフコフとて、ブルガリア国家の将来を心配して、「善意」に基づき、発動した諸施策ではあるのだが、結…
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虚構の計画経済③

 昨年末から、継続して書いている社会主義体制の欠陥ぶりを証明するため、小生のブルガリアにおける社会主義時代の体験に基づくシリーズの続き、第3回目です。  新年早々、重苦しい話題ですが、まあ日本人にとっては、他人事として軽く読みながら、間違っても左翼思想におぼれないで欲しい、そのための知識補強と考えていただければ幸いです。 3.マ…
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虚構の計画経済②

 さて、社会主義の欠陥に関して、経験に基づき書き残すのが、小生の一つの使命と感じているので、今日も長々と書きます。小生自身、忘れたい過去の苦痛、悩みに関連する事柄も多く、書くのに苦痛も伴う場合もあるのですが、書いておくのが皆様の参考になると思い、続けます。どこまで記憶がよみがえるかの勝負でもあるのですが、来年まで書き続けられればよいと思…
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虚構の計画経済①

 的場氏の『マルクスならこう考える』という本を、前回ご紹介しました。改めて感想を述べれば、マルクスという学者は、成熟期の大英帝国の資本主義を詳しく分析研究し、その上で資本主義の将来を占い、やがて行き詰まってしまうから、未来は共産主義社会しかあり得ないと予測したと言うところでしょうか。しかし、マルクスの生存中には、生産力の過剰と言えるほど…
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マルクス思想現代版:読書

 的場昭弘著『マルクスだったらこう考える』(光文社新書、04/12初版)を何とか読み終えた。著者はマルクスを37年間研究してきたと言うだけあって、マルクス哲学を根本から理解しており、もし現代にマルクスが生まれ変わってきたらどう考えるか、という視点で「グローバリズム時代のマルクス思想」を論じてみた由で、なかなか面白い著作である。 ブ…
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ブルガリア映画の受賞

 切り抜きした後に忘れていた記事を思い出しました。ブルガリア研究室を標榜するからには、いちおう無視してはいけない記事と思うので、以下に少しコメントしておきます。 1.東京国際映画祭グランプリでブルガリア映画「イースタン・プレイ」が最高賞など受賞!(10月31日付産経新聞)   10月25日に閉幕した「第22回東京国際映画祭」で、…
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社会主義時代の悲惨さ

昨今の「大不況」で、雇用確保のための企業への政府助成金とか、失業者対策としての生活資金支援(職業訓練中の生活費補助)などが、自民党政権から提案され、補正予算などに盛り込まれるという。これらの施策自体は、小生は「一時的措置」としては、やむをえない措置として支持する。他方で、こういう福祉的視点が幅を利かせ始めると、やはり心配なのは、…
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キューバの改革停滞

 小生は、2月9日付の当ブログ(再び「物資欠乏社会」について)で、キューバの社会主義も、日本の一部テレビ番組が言うほど成功してはいないし、国民の絶望ぶりは深いと書いた。3月10日付朝日新聞記事もハバナに出張したらしい朝日記者の記事で、兄のフィデル・カストロから政権を引き継いで1年が経った今も、弟のラウル・カストロの「経済改革」は、足…
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社会主義時代の方が良かった?

 小生が、社会主義圏脱出12年後のブルガリアに戻ったとき、旧知のブルガリア人達の多くが、「何が民主化だ、社会主義時代こそ皆が豊かだった、今は皆が貧乏だ」と口々に不満を述べていました。他方で、もちろん一部には経済的な成功を収めた人々も居て、その人達は一応自分自身には満足していたのですが、彼らも社会全体としては、失業の増加、物価の高騰などで…
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再び「物資欠乏社会」について

 再び社会主義国家の「物資欠乏」ぶりについて書いてみます。8日夜のNHK教育テレビで米国人ジャーナリストが35年にわたり記録した映像(キューバ人庶民数家族に的を絞って、定点観測的に長年取材)に基づき、「キューバ革命50年の現実」につき放映しているのを見たから。そういえば、社会主義時代のブルガリアに来訪した日本人達の馬鹿なコメントを思い出…
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物資欠乏社会

  10月に小生の二女が来日した際に、ロンドンで買ってきてくれたKapka Kassabova著の『Street without a name』(Portobello Books Ltd、2008年)という本を、最近ようやく読み出してみて驚いた。社会主義時代、社会主義陣営内に閉じこめられていた、いわゆる東側市民を何が悩ませていたかを再確…
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サブプライム危機と金融工学の敗退

   最近読んだ新書で、米国発のサブプライム危機とは、実は日本の80年代のバブル=不動産バブルと非常に近い性格を持った、「住宅バブル」に起因するらしいことが分かった。金余り、過剰流動性が、証券化した不動産・住宅ローン債権(格付け会社のトリプルA格付けの乱発で、優良投資手段に偽装されていた)の買付、転売という、新金融技術を駆使して、米国民…
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インド式ビジネスの時代?

   最近のNHKが「インドの衝撃」と題して数回特集番組を流していたが、この番組と関連し、島田 卓(タカシ)著『日本を救うインド人』(講談社+α新書、2008年2月)を読んだ。最近多くの経済誌でも特集されることが増えている「驚異のインド経済発展」という紹介書の一種である。   長らく我々日本人は、中国を後ろから牽制してくれるアジアの大…
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社会主義の悲劇とインテリの責任

   07/10/08夜のNHKで、北朝鮮への帰国運動に関して放送していた。「楽園」とか宣伝しつつ、社会主義体制の下経済が大発展している(当然ウソだった!)祖国に帰ろう、と言う運動に協力して、学生らに帰国を扇動した元教授(在日朝鮮人)の懺悔の言葉なども放送されていて、興味深かった。今更謝ってもらっても、扇動に乗せられ帰国してしまって地…
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社会主義時代の思い出(4)

 前回には、社会主義経済においては、通貨が普通の通貨としての力を持たない欠陥品であった、ということを中心に、社会主義の欠陥を色々解説してみた。今回も、しつこいようだが、その流れで、モノの統制に基づく「計画経済」という、マルクス経済学(実際にはスターリン経済学?)が推奨したシステムの有していた驚くべき欠陥に関して、補足説明してみたい。…
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社会主義時代の思い出(3)

 前回金の自由、資本の自由が、経済活動を活性化するために、或いは少なくとも経済を停滞させないためには、いかに重要かを書いたが、社会主義社会を経験していない人にはわかりにくい面があるのではないかと思うので、更に詳しく説明したい。 1.社会主義時代に東欧、ソ連の貨幣には通貨の交換性がなかった  金が金としての権威を持ち、その力を発揮…
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社会主義時代の思い出(2)

  前回社会主義時代の思い出、特に物不足、食品不足、品質低下に関してふれたが、再度この問題に焦点を当てて、詳述し、また、社会主義の根本欠点に関して再確認しておきたい。今日世界的に社会主義が後退した理由を、社会主義の中で生活したことのない人々には、よく理解できないからだ。もちろん中米地方で、貧富の格差が拡大しすぎたことへの反感から、ベネズ…
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社会主義時代の思い出

なかなか新しい記事の構想が浮かばないので、悩んでいるのですが、今回は少し社会主義時代の思い出話などを書いてみたら、それなりに日本の皆様にも参考になるかもしれない、と思いつきました。 1.自由公園の思い出  現在、旧名に戻って「ボリス公園Borisova Gradina」と呼ばれているソフィア市内最大の公園は、社会主義時代に…
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