テーマ:ジプシー

ジプシー系の冠婚葬祭:葬儀、追悼儀礼

    今回は、ジプシー系の冠婚葬祭の内葬儀と追悼儀礼に関しご紹介します。    なお、今回で、今年1月以来続けてきた、E.Ognyanova著の『伝統と祝祭日』に基づく紹介記事は一段落します。内容としては、第1部で「伝統と祝祭日」、そして今回の第2部「冠婚葬祭」を扱って、ブルガリア在住の主要民族集団ごとの、祭日と冠婚葬祭・・・伝統の…
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ジプシー系の冠婚葬祭:出産

    今回は、ジプシー系ブル市民の間の、出産関連の習慣についてご紹介します。 2.ジプシーたちの出産関連の習慣 (1)多産への欲求 (ア)不妊女性の不名誉   ジプシーたちが常に欲するのは、多くの子供を持つことだ。故に、子供を産めない女性はジプシー社会で誰にも尊敬されない。両親を除けば、誰も彼女と付き合いたくもないのだ。も…
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ジプシー系の冠婚葬祭:結婚(その二)

   前回から、ブルガリア在住のジプシー系市民の伝統、慣習についてご紹介しています。今回は、結婚関連の習慣の、その二です。 (6)結婚当日の種々の儀礼、など (ア)誰が着付け役か?   結婚式当日、花嫁の着付けを手伝うのは、ずっと一人の夫との生活を維持してきた女性だ。花嫁自身も、同様に、配偶者に対して信用できる女性となるように…
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ジプシー系の冠婚葬祭:総論、結婚(その一)

   今回から、冠婚葬祭の部の最後、ジプシー系についての話に移ります。 V.ジプシー系の冠婚葬祭 ★総論   ブル在住のジプシーたちは、大きく分けてErliya(トルコ語でnative、indigenouse=地元の、或は、土着系の、を意味する。すなわち、16世紀頃から既にブルの土地に住み始めた、ジプシーの初期集団)とKard…
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ジプシーの祭日:8月以降年末まで

   さて、いよいよジプシーの祭日に関しての、最後の項です。8月以降年末までですが、ジプシー祭日として注目されるのは、8月の2件のみのようです。 9.8月2日:Ilinden(Sveti Iliya Grqmotvorets=聖エリヤ、雷の聖人) (1)由来   今のブル正教会は、7月20日にIlindenを祝うが、ユリウス暦…
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ジプシーの祭日:国際ロマの日から5月バカの日まで

   今回は、4--5月の祭日4件を取り上げます。 5.4月8日:Mezhdunaroden den na tsiganite(国際ロマの日) (1)由来   4月8日、ブルのジプシーたちは、ますます国際ロマの日を祝うようになってきている。各郡ではFestivalが開催され、これには楽団、ダンス・グループ、ホロー踊り子たち、個…
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ジプシーの祭日:産婆の日からTodorovdenまで

  今回は、1--2月にかけての4件の祭日を扱います。 2.1月21日:Babin Den(産婆・助産婦の日)                                   (1)由来   1月21日、tsiganite tsotsomani –pqtuvashti matrapazi(注:Tsotsoman…
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ジプシーの祭日:Bango Vasi(新年)

  さて、ジプシーの祭日としては、もちろん最初に位置付けられるのが新年ですが、ブル正教会は自由化後グレゴリー歴で祭日を決めるようになった(EU基準のクリスチャン行事とするため)のに対し、ジプシー社会は今でもユリウス暦を使うという。従って新年も、旧暦により、1月14日となる。 1.1月14日:Bango Vasi(Vasi…
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ブル・ジプシーの祭日:前書き(後半)

   前書きの後半部です。ブル・ジプシーに関して、更に概要を説明しています。 (4)社会主義政権が、移動生活形態を禁止:定住化が促進された (ア)1958年の政令で、移動生活を禁止   1958年、ブルの社会主義政権は、10月17日付の閣僚会議政令第258号を発布した。この政令は、「ツィガニ住民問題を解決するために」と題してい…
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ブル・ジプシーの祭日:前書き(前半)

   さて、少しずつ翻訳しています。今回から在ブル・ジプシー社会における祭日の項(第V部)の「前書き」部分をご紹介します。前書きは、前半、後半の2回に分けます。 V.在ブルガリア・ジプシー社会の祭日 ★前書き (1)ジプシーのバルカン半島への出現   14世紀末にオスマン・トルコがブル第2王朝を急襲し、征服していったとき、実…
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西欧諸国の本音は、対ロマ差別感情!

 昨年後半から英国、オランド、ドイツなどで盛り上がり、新年になっても消えないEU域内西欧諸国における対ブルガリア、ルーマニア就労制限撤廃反対論、警戒論に対し、この議論の根本は、西欧諸国に普遍的に残存する、対ロマ差別感情が本音だと暴露する記事が1月6日付のnovinite.com紙に掲載され、注目に値するので下記1.にご紹介する。  こ…
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ロマ、ジプシー問題

 最近、日本のフジTVの週刊ニュースでも、ギリシャ、ブルガリア両国を舞台に繰り広げられた「ブロンドの少女」事件が取り上げられたので、欧州におけるジプシー問題に関して、少し書いてみる気になった。 1.Katunitsa村(Plovdiv市東方)事件のキーロ王が出獄した   10月18日(金)に、悪名高いロマのボス、Kiril Ra…
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ブルガリアのジプシー人口

  4月9日付Novinite.com紙記事( http://www.novinite.com/view_news.php?id=138368)は、ブルのジプシーを、社会の中に統合化していくこと、特に教育を施し、正規の労働力として、頼りになる存在へと高める努力をしている、との趣旨のようだが、特にジプシー人口としての最近の統計数字が興味深…
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ジプシー王に対する判決

さて、3月3日の記事でジプシー歌手Sofi Marinovaが、Eurovision歌謡コンテスト「欧州大会」にブルを代表して出場する、との朗報をお伝えしました( http://79909040.at.webry.info/201203/article_1.html)。昨年9--10月に、Plovdiv県のジプシー王が引き…
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Sofi Marinovaの優勝!

  さて、3月1日付Novinite.com紙記事(http://www.novinite.com/view_news.php?id=137134)を見て驚きました。現代ブルガリアのある意味最高のハイトーン歌手であるSofi Marinova(ソフィ・マリーノヴァ)が遂にブルガリア代表として、ユーロヴィジョン歌謡祭に出場が決定した…
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ジプシー問題とエスニック紛争(その二)

前回に引き続き、その2です。   6.RE:共存には、相互無視の原則を (mugi)  こんばんは、室長さん。  コメントのタイトルの趣旨に、私も全面同意します。私もオスマン帝国時代の「ミッレト制」状態こそ、多民族共生の原則だと思います。つまり各民族による住み分けであり、インド亜大陸でも宗派ごとによる住み分けで共…
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ジプシー問題とエスニック紛争(その一)

  小生は、これまでもバルカン半島における民族間対立、或いは少数被差別民族としてのジプシー問題に関連して、色々書いてきたが、10月にmugiさんのブログで、改めてジプシーに対する偏見、差別という問題に関し、議論した。 この際の、やりとりは、やはり小生のブログでも、再度リサイクルして掲載する価値があるように思えてきたので、今回…
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週末のエスニック紛争事件

9月23--25日の先週末、ブル国内は、エスニック対立事件で大騒ぎとなった。民族間紛争は、各種あるが、基本的にはバルカン半島では、ロマ達は日頃から差別されていて、対立回避に慣れてもいるので、大規模な騒ぎにはなりにくいのだが、今回は、スマホなどの技術革新も、悪い方向へと導いたようだ。   この事件の根底には、一部の富裕化し、…
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ジプシー問題②

 前回の①に続く②です。   また、長い文章が多いですが、おつきあい下さい。 10.定住しない・・・言い訳では?  西欧は、ハンガリー、ルーマニア、ブルガリアなどのジプシー人口の多い国をEU加盟国にするので、ジプシー達が大挙査証無しで押し寄せてくることを怖れました。だから、ブルなどに対して、ジプシーを救済せよと口を酸っぱく…
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ジプシー問題①

今回も、最近mugiさんのブログ(http://blog.goo.ne.jp/mugi411)への投稿欄で小生が書いたコメントを集めて、間違いを訂正したり、修正を加えたりしつつ、リサイクルしたものを記事にしました。日本では、あまり関心がない問題かもしれませんが、おつきあい願いたい。リサイクルのため、文章の一部がmugiさんの質問へ…
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ジプシー

  今回も、今読んでいる新書に関して書いてみる。バルカン半島では、その人数の多さから避けては通れないジプシー問題に関してである。 1.ジプシーの起源とバルカン半島への到着   今読んでいるのは、水谷 驍(タケシ)著『ジプシー:歴史・社会・文化』(平凡社新書、06年6月初版)である。バルカン専門家として、知っているつもりだったジプ…
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