テーマ:ユダヤ人

ユダヤ系の冠婚葬祭(その二)

   今回は、在ブルガリアユダヤ系市民たちの冠婚葬祭のその二です。    出産と葬儀に関わる部分です。 4.出産関連の習慣と儀礼 (1)男性優位社会   ユダヤ教は男性の優位性(特権)を容認していると言われる。従って、ユダヤ人社会では、男子の誕生こそは、一番めでたい出来事であった。その由縁は、男子がいてこそ、家、一族の名前の…
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ユダヤ系の冠婚葬祭(その一)

   前回で、アルメニア系の冠婚葬祭は完結したので、次いで在ブルガリアのユダヤ系市民の間の冠婚葬祭に移ります。ユダヤ系は、アルメニア系の2倍の情報量のため、2回に分けてご紹介します。 Ⅲ.在ブル・ユダヤ人の冠婚葬祭 1.ブルにおけるユダヤ系の歴史   ブルガリアの歴史学上、最初にユダヤ人につき言及された資料は「14世紀*」半ば…
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ユダヤ人の祭日:9--10.断食とシャバット

   今回で、ようやくユダヤ人の祭日の最後となります。驚いたというか、さもありなんというか、世界中のユダヤ人達が英語、その他の言語でユダヤ教、或はユダヤ歴、などに関し、豊富なwiki記事を掲載しているので、今回は、用語などに関する疑問は、たいてい検索で何とか見つけることができた。アルメニア人に関しては、料理レシピは多く検索でヒットするの…
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ユダヤ人の祭日:過ぎ越し祭と五旬祭

  ユダヤ人の祭日の続きです。今回は、7--8.の2件をご紹介します。 7.Pasha(ブル語ではパスハ、ヘブライ語ではPesach:ペサハ、日本語:過ぎ越し祭、英語:Passover) (1)由来   ペサハ(過ぎ越し)は、ユダヤ歴Nisan(第1月)の14日に始まり、21-22日に終わる。普通は、グレゴリオ暦の3月末~4月…
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ユダヤ人の祭日:光の祭り~樹木の新年

   今回は、4--6.のユダヤ人の祭日を説明します。 4.Hanuka(Hanukkah、ブル語:Osveshtenie,Praznik na svetlinata=光の祭り、日本語:神殿奉献記念祭、ハヌーカ祭) (1)由来   この祭日は、聖書には記されていない。しかし、Kislev月(第9月)の25日に、イスラエルの国…
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ユダヤ人の祭日:新年~スコット祭

  さて、今回からいよいよユダヤ人の祭日の本文に入ります。1--3.までです。 ★本文:ユダヤ人の祭日 1.Rosh Ashana(ローシュ・ハッシャナー、ブル語:Nova Godina、新年) (1)由来   ユダヤ歴でTashir月(7月)1日に祝われる新年は、グレゴリー歴で言えば9月における3つの大きな祭日の最初の…
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ユダヤ人の祭日:前書き(その二)

   さて、前書きのその二です。 (3)ユダヤ教団の聖なるモノ(アイテム)   ユダヤ教団の聖なるモノとしては、①モーセ五書、②Tora(トーラー)の巻物(Torah Scroll、http://www.chabad.org/kids/torah/default_cdo/aid/333007/jewish/What-is-a-T…
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ユダヤ人の祭日:前書き(その一)

  さて、今回から、在・ブルガリア・ユダヤ人社会の祭日に移ります。   今回と、次回の2回は、その前書き部分です。 Ⅲ.在ブルガリア・ユダヤ人社会の祭日 ★前書き (1)神がAdamを創造する以前の話 (ア)万物と人間の創造   最初に神は、空と大地を創造した。二日目には、水の空間を分割し、天と名付ける空間を創造した…
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ブルガリアでは、今ではユダヤ人も生活苦に喘いでいる!

日本では、ユダヤ人について、非常に極端なイメージがあるらしい。皆が、エリートの天才的頭脳の持ち主で、会社のオーナーで、或いは、富裕な自由業者、例えば俳優とか歌手とか、映画製作者だったり、新聞記者、医師、弁護士、などなど。つまり、経済危機に翻弄され、その日の生活にも困るような人々は、想像すら出来ないらしい。   しかし、現実には…
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英国旅行2011年(その三)

 英国旅行日記のその三です。 12月3日(土)曇り、晴れ 婿どのの提案で、電車でCamden Town地下鉄駅から近いJewish Museum Londonを見学に行った。元来は、土日は雨で外出は難しいとのテレビの天気予報による判断から、電車で行けるこの博物館を選んだのだが、予想が外れて、土日共に普通の天気だった。  …
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上海でユダヤ人を救った犬塚惟重

 本日(7月9日)付産経紙教育欄には、興味深い記事が載っている。昨年の記事(昨年9月、「偉大な昭和の軍人:樋口季一郎」と題する記事:http://79909040.at.webry.info/201009/article_1.html)でご紹介した、樋口季一郎が、シベリア鉄道経由で満洲に到着した大勢のユダヤ人難民(約5千人?)を救った話…
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第二次大戦終結までのブルガリア④-(2)

第二次大戦終結までのブルガリア④-(2)です。 (6)対ユダヤ人政策  コムニストの脅威を抑止するという側面で、ブル政府と独側の間に意見の相違はなかった。他方、ブルの国内政策で、ドイツ側と意見が衝突したのは、対ユダヤ人政策。    1941.10在ソフィア独公使のBeckerleは、ブル政府に対し、もっとユダヤ人に対す…
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偉大な昭和の軍人:樋口季一郎

 今回は、昭和期の陸軍高級軍人(最終的には中将)で、極めて人道的、かつ、バランスの取れた司令官でもあった樋口季一郎の伝記を読んだので、この新書に関し、一部分のみだが紹介してみたい。  ルポライターの早坂 隆(タカシ、1973年、愛知県出身)著『指揮官の決断』(文春新書、2010年6月第1刷)がその新書で、何と小生の長女と同じ年に生まれ…
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「研究室」記事テーマ別分類③

5.中東、アフリカ 作成日時 : 2008/02/07 題名:「中東和平」とコソボ問題 1.「中東和平」交渉とは? むしろ、「パレスチナ国家建設問題」というべき、 2.石油利権を守る憲兵隊国家として、欧米資本がイスラエル建国を容認 3.イスラエル国家の存在が、却って石油資本にとってはマイナス要素となり困惑 4.歴…
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イスラエルの社会分裂

 最近イスラエルに関する書物を二つ読んだのだが、あまりに膨大な歴史的事実の大きさ、積み重ねられた不条理(少なくとも日本人にはそう見える)の巨大さ、そして人類全体をも巻き込む深刻な諸問題に、小生としては頭の整理、事実関係の整理すら難しく、頭を抱えるのみと言うのが正直なところだ。それでも、最新の新書である臼杵陽(うすき・あきら)著『イスラエ…
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イスラエルの建国思想

 今ポール・ジョンソン著『ユダヤ人の歴史・現代編:ホロコーストとイスラエルの再興--交錯する恐怖と希望』(徳間文庫、06/12)を読んでいる。現代イスラエルがどのような経緯で、またどういう理由で建国されたのか、に関して、極めて包括的な説明をしている。特に、「民族としてのユダヤ人」が、ヒトラーの個人的意志とナチ党の政策により抹殺、殲滅…
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近世のユダヤ人史

最近、ポール・ジョンソン著『ユダヤ人の歴史<近世篇>:離散した諸国で受けた栄光と迫害』(徳間文庫、2006年)という本を読んでいる。ユダヤ人の歴史に関しては、ある程度知っているつもりだったのだが、こういうユダヤ人に関する包括的な歴史書を読んでみると、知らないことばかりであった、と言うふうに反省させられる。以下に少しだけ、本書…
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宗教と民族

  今回は、最近読み終えた新書に基づき、バルカンの視点から興味深かったところ(他にも、ボスニア・ヘルツェゴビナなどの例があるが、これらはブルガリア専門家としては、割愛できる部分だ)を下記に記す。 1.宗教意識が強すぎたムスリム  山内昌之著『民族と国家--イスラム史の視点から』(岩波新書)を読んだ。第1刷の発行が19…
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「民族国家」について

 3月に、「満洲帝国と国民国家」と題して書いたり、小生は最近19世紀以来の「国民国家形成」の歴史について書いてきたのですが、最近読み始めたある本で、nation-stateを「国民国家」と訳すのは誤りである、「民族国家」と翻訳すべきだと書いてあり、その方が正しいのかも、と思い始めたので、少しこの件に関して、書いてみる(訂正と言っても良…
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